Vol.17 ルー大柴さん

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インタビュー 私のいえ ∼すまいの履歴書∼ 各界でご活躍の方々に、家、住まいに、住み替えにまつわるお話を伺いました。インタビュー 私のいえ ∼すまいの履歴書∼

Vol.17 2013/10/16更新

『エクスペンシブでも、いいものを長く大切に使いたいですね。』 ルー大柴さん

『エクスペンシブでも、いいものを長く大切に使いたいですね。』ルー大柴さん

profile
ルー大柴(るーおおしば)
1954年、東京生まれ。高校卒業後は欧米各地を放浪。帰国後、長い下積み生活を経てバラエティタレントとしてブレイク。その後、日本語と英語を織り交ぜた"ルー語"で独自のキャラクターを確立。現在は、テレビ、ラジオ、舞台など幅広く活躍。

結婚後に購入したマンションで暮らすルー大柴さん。 広いバルコニーやご自慢のテーブルは、心をベリーハッピーにしてくれるのだとか。 生まれ育ったご実家、一人暮らし、そして今の住まいに至るまでのストーリーをうかがいました。

ブランコなどの遊具があり、英語交じりの言葉が日常の楽しい家

ルー大柴さんの写真1
実家での暮らしについて話すルー大柴さん

生まれは東京の新宿です。最初は祖父の家に間借りしていましたが、しばらくしてすぐ同じ敷地の中に父が家を建てました。その家は洋式でソファーやステレオなんかもありましたね。ゲスト用の洋間もありましたし、2階には私と2人の姉の部屋を造ってくれました。私が気に入っていた場所といえば、庭の木に縄をつけて作ったブランコとお手製の鉄棒。決して広い敷地ではありませんが、父はちょっとしたスペースがあると私たちが楽しめるものを作ってくれました。隣には祖父の家があったので、かくれんぼをするときはそっちの家にこっそり隠れたりして、楽しい家でしたね。父は日本人ですが旧満州のハルビン出身。英語、ロシア語、中国語が堪能だったので日本語と英語をトゥギャザー(一緒)でしゃべるんです。だから我が家では「ストロベリー、イートしなさい」なんて英語交じりの会話が日常。まさしくそれが、ルー語のルーツです。

夢を叶えるために一人暮らしをスタート。実家とは180度違う暮らしに

ルー大柴さんの写真2
一人暮らしを振り返るルー大柴さん

実家を出て、一人暮らしを始めたのが21か22歳くらいです。
実家は印刷会社を営んでいましたから、当然一人息子である私は、跡取りとして育てられました。でも、「人前に出て人を楽しませる仕事がしたい」っていうドリームがありましたから、「印刷会社は継ぎません!」ときっぱり宣言をして家を出たわけです。何のあてもなかったけれど、「オレは、自由に生きるんだ」ってたんか切ってね。
そして住んだのは六畳一間の木造アパート。トイレとキッチンはあったけれど風呂はなくて、家賃は3万円くらいだったかな。狭いところに2人の姉が買ってくれたベッドを置いたから、もうそれだけできゅうきゅう。たまには自炊もしました。美味しいですよ、私の作った野菜炒め。
アルバイトをして家賃を払って、当然身のまわりのことはすべて自分でやらなくてはいけない。それまでの実家暮らしとは180度違いましたから、「生きていくって大変だな」って感じましたよ。でも、「今に見てろ! オレはやってやるぞ!」っていう気持ちが強かったから実家に戻る考えはまったくなかったですね。そのアパートには数年間住んでいましたが、今はもう取り壊されてしまいました。

“いいもの”を使うことの心地よさを実感。胡桃のテーブルは我が家の自慢

ルー大柴さんの写真3
今の住まいについて語るルー大柴さん

27歳のとき、結婚を機にマンションに引っ越しました。そして、30代になって仕事も増えてきたし、子どものためにも環境の良いところにマンションを買うことを決め、今の住まいを購入しました。70平米ほどのバルコニーがあるのですが、ワイフ(妻)は草木が好きなんで、そこでちょっとしたグリーンを育てたりしています。私も若い頃は、バルコニーで空を見上げ「やっとここまできたよ」なんて言いながらポテト(芋)焼酎を飲んだりしたこともありましたね。
仕事も軌道にのってきた30代後半の頃、ワイフの提案で"一生もの"を手に入れようってことになったんです。そこで買ったのが胡桃の一枚板で作ったテーブル。オーダーメイドなうえに素材自体も大変貴重なのでベリーエクスペンシブ(高価)でしたが、我が家一番の自慢の品。だって、世界にたった一つしかないテーブルですから。骨董の皿に料理をのせてこのテーブルで食事をすると「贅沢だな」って思います。「いいものを使う」ということは、気持ちを潤してくれるんだなって実感しますね。
それは住まいも同じ。今の家は住んで25年以上経ちますが、まわりの環境も好きですしとても気に入っています。今のところ、ライフ(一生)、トゥギャザーしようと思っていますね。

こぼれ話

ご自慢の胡桃の木のテーブル。「作った当時、たまたま仕事で知り合った家具デザイナーの方が、『なかなか手に入らない胡桃が入ったのでいかがですか?』とすすめてくれたんです。
中央に囲炉裏があり、程よい厚みと木の肌の風合いを生かしたデザインが魅力です。」

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