Vol.5 荻原次晴さん

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インタビュー 私のいえ ∼すまいの履歴書∼ 各界でご活躍の方々に、家、住まいに、住み替えにまつわるお話を伺いました。インタビュー 私のいえ ∼すまいの履歴書∼

Vol.5 2012/10/24更新

『自分のマンションだからこそ、責任も自由もあるんです。』 荻原次晴さん

『自分のマンションだからこそ、責任も自由もあるんです。』荻原次晴さん

profile
荻原次晴(おぎわらつぎはる)
1969年生まれ、群馬県草津町出身。元・スキーノルディック複合日本代表。現在はスポーツキャスターとして活躍するかたわら、日本100名山の登頂に挑む『次晴「登山部」』などトレッキングやクロスカントリー、ウインタースポーツの普及に努める。また、日本ノルディックフィットネス協会のアンバサダーとしても活動中。

現役時代は地方遠征や合宿で、家はほとんど寝るためだけの場所だったという荻原さん。“閑静な住宅街”にまったく興味がなかった荻原さんが、森を臨む静かなマイホームを手に入れるまでのステップを伺いました。

とにかく広い実家、そして寮暮らし。現役時代、家は寝に帰る場所だった

荻原次晴さんの写真1
実家の思い出を語る荻原次晴さん

草津にある実家は金物屋をやっていることもあり、とにかく広い。ほとんど倉庫のような感じで、釘やナット、トタン板や材木など、大小さまざまな建築資材に囲まれて育ちました。両親と5人兄弟、祖父母の大家族でしたが、家が狭いと感じたことはありませんでしたね。
小さいころは兄弟で家の中を走り回ったり、かくれんぼをしたり…。かくれる場所がたくさんありすぎて、見つけられないくらい(笑)。
ただ、中学に入ったころから、地方の大会出場や合宿のため、実家を離れることが多くなりました。

大学で東京に出てからは、スキー部の寮暮らし。卒業後、所属していた実業団のチームが所有する戸建てに住んだこともありましたが、遠征などでほとんど不在でした。合宿の合間に帰って、荷物を整理したり、洗濯をしたりするくらいで、正直なところ、住まいへのこだわりは一切なし。ただ寝に帰る、って感じでした。
現役引退後に初めて自分で家を選びましたが、スポーツキャスターという仕事を踏まえて、とにかく便利がいい、いわゆる山手線内側のど真ん中のロケーションのマンションを借りました。今の住まいに移るまで、結局そこには10年以上住んでいたんです。

娘の誕生を機にマンション購入。責任を持って住まう大切さを知る

荻原次晴さんの写真2
今のお住まいについて話す荻原次晴さん

今住んでいるマンションは2年ほど前に買いました。きっかけは、結婚して娘が生まれたこと。もう少し緑が多いとか、公園が近いとか、そういった環境の方がいいなぁと思って。子どもが生まれるまでは家を買うことにまったく興味がなく、新聞に入っているマンションの折り込みチラシなんてちゃんと見たことがなかった僕が、家を買うと決めてからはチラシをチェックしたり、モデルルームを見に行ったり…。
そんな時、妻がネットで見つけた今の家は、立地も予算も予定外。元々、「冷やかし」程度の軽い気持ちで見学に行った物件だったのですが、緑豊かな環境に圧倒されて「ここしかない!」と、その日に購入を決めてしまいました。とにかくマンションの前に広がる森が素晴らしく、その生命力に引き寄せられたんです。

買ってよかったなと思っています。借りて住むのってすごく気楽なんですけど、今はマンションのルールを守りながら責任を持って大切に住む生活を楽しんでいます。やっぱりきれいに住むことがマンションそのものの価値にもつながりますよね。同時に、自分のものだからこそできること、例えば、テレビを壁に埋め込んでしまったり、バルコニーにウッドデッキを張ったり、マイホームならではのカスタマイズも楽しんでいます。

生まれ育った草津と、スキー。マイホームには自らの原点を

荻原次晴さんの写真3
住まいのあり方について考える荻原次晴さん

もうひとつ、今の家でやりたいのは、アンティークのスキーを飾ること。草津の実家にいくつかあるのですが、このマンションに持ってきてカッコよく飾りたいですね。草津を思い起こさせる自然に囲まれたいまの環境もそうですが、やっぱりスキーは自分の原点なので、身近なところ=マイホームに置いておきたいというのはあります。

とても気に入っているし、長く住むつもりで今のマンションを買いましたが、これから家族構成が変わったりしたら、また家を見に行くことがあるかもしれません。今はまだ小さいですが、娘が成長し、彼女が住む家を一緒に探したり、なんて想像もしています。
以前、物件を見て回っていた時に出会った方は、部屋を隣同士でふたつ購入して、最初は壁をとり払って広く使い、子どもが独立したらリフォームして一部屋売るつもりだとおっしゃっていました。マンションってライフスタイルに応じていろいろな住み方があるんだなと感心しました。モデルルーム巡りは好きですし、本当に勉強になるから、またやりたいなぁ。部屋づくりの参考にもなりますしね(笑)。

こぼれ話

先日、仕事で軽井沢に行った際に、歴史のある素敵なホテルに泊まりました。そのとき、東京の自宅に戻ってきて感じたのは、実はうちからの眺めもそんなに変わらないなぁということ。樹齢70年を超えるアカマツやクロマツが生い茂っている自宅のまわりの景色は、軽井沢のホテルで目にした風景にも負けていないんじゃないかと思います。
もともとは子どものことを考えて選んだロケーションですが、どこか故郷を思い出させる環境は、実は自分も求めていたのだなぁと感じています。

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