CROSS TALK

女性座談会

不動産会社は、女性のイメージが薄い?
いいえ、住友不動産販売ではたくさんの女性社員が活躍しています。
これからますます女性の力が求められる不動産業界で働く4人の先輩社員に
仕事やプライベートなど、幅広いテーマで語り合ってもらいました。

  • 金子 真実Mami Kaneko

    2004年入社
    法人営業部
    部長代理

    入社以来、法人営業一筋。現在は女性管理職として、結婚後も活躍。

  • 村上 真菜Mana Murakami

    2015年入社
    流通営業部
    リースコーディネーター

    賃貸専門の部署で営業として活躍。現在入社2年目。

  • 田中 真理子Mariko Tanaka

    2007年入社
    人材開発部 副主任 兼
    ダイバーシティ推進担当

    現在は1児の母。夫婦で家事や育児を分担しながら、全社の労務管理などに携わる。

  • 大塚 礼依子Reiko Otsuka

    2009年入社
    流通営業部
    一般職

    営業センターの営業サポートとして、日々の営業活動を支えるとともに、店舗の経理や売上の管理を担う。

入社の理由を教えてください

  • 村上

    私の場合は、母親が不動産オーナー業を営んでいるので、大学のときから不動産や投資について学んでいました。色々な会社を受けた中で当社を選んだのは、面接で「声がいいね」って言ってくださって。実は私、声とか発音に対し、少しコンプレックスを持っていて、そのコンプレックスを褒められたことがうれしかったんです。

  • 大塚

    たしかに、私もすごくいい声だと思いました。

  • 村上

    ありがとうございます。「営業に向いているよ」って言われたことで、挑戦してみようかなって思えたんです。

  • 大塚

    なるほど。私の場合は本当に単純で、最初に内定をいただいたから(笑)。でも入社したいという意思を伝えた時、「本当に就活やめていいの?他のところもちゃんと見て決めたの?」と言われて、その対応に、自分のことを一緒に考えてくれている姿勢を感じましたね。

  • 金子

    私も同じようなことを言われました。他社では「他の会社よりうちの方がいいよ」と決断を迫られたのですが、当社だけは「ちゃんと考えな」と待ってくれて。人の印象はよかったですね。

  • 田中

    一人ひとりを大切にしてくれる社風はあるかもしれませんね。私は転職組なのですが、持っていた宅建と行政書士の資格を活かせる会社ということで、入社しました。現在は労務をやっていますが、最初は法務のような部署にいたんです。

  • 金子

    なるほど。私が入社したのは十数年前。当時から長く働きたいとは思っていたので、就職活動の時はどの会社でも「定年まで働く女性社員はいますか?」って聞いていたんです。

  • 村上

    当時はどうだったんですか?

  • 金子

    正直、どの会社でも「頑張っている人もいるよ」くらいでしたね。でも結局、自分が頑張ればいいかと思って、あまり気にしませんでした。実際に働いてみると、当時の営業はやっぱり男性社会、困難がなかったと言えば嘘になりますね。でも、それを逆手にとれば、女性は覚えてもらいやすいというメリットなんかもありました。それより、どちらかというと若いことの方が最初は不利だったりしますね。性別はあまり関係ないというのが正直な実感です。

  • 村上

    たしかに。不動産というすごく高額なものをお預かりするので、若いとどうしても不安がられることはあります。その反面、お客さまにはご高齢の方も多いので、孫みたいにかわいがっていただけることもあります。年齢も性別も、いい方向に生かせば強みになるということかもしれません。

働きやすさについて

  • 金子

    私は営業ですが、法人や投資家がお客様の部署なので、よっぽどの大型案件でなければわりと早く帰れますし、休日も休んでいます。

  • 大塚

    そうなんですね。私は営業センターの事務担当なので、基本定時には帰れています。今入社して8年目なのですが、入社当時から比べると、営業さんの働き方もずいぶん変わったなと思います。昔は営業さんが自分で撒いていた広告を外部に委託するようになるなど、時間に余裕ができるような体制になり、所長も「やることをやってはやく帰ろう」と言っています。

  • 田中

    私は労務管理が仕事なので、社員の勤務簿を細かくチェックし、うまく管理できていない店舗にはヒアリングをしたりもしています。全社的な残業時間は年々減っていますね。いかに短時間の中で効率を上げて仕事ができるかですね。

  • 金子

    いい流れですよね。ところで、田中さんはお子様もいらっしゃいますよね?育児との両立はいかがですか?

  • 田中

    はい。出産して昨年4月から復帰しました。周りの人たちがすごくサポートしてくれているので恵まれていると思います。どうしても子供が急に熱を出した時など、自分の努力ではどうにもできない時の周囲の理解は本当に助かりますね。ただ、営業という対お客様がある職種で働いている女性からは、復帰後も同じように営業できるのかといった相談を頂くこともあります。どの職種でも不安を持つことなく働ける環境整備が私の仕事だと思っています。

  • 村上

    ぜひ、お願いします。

  • 田中

    今は、実際に色んな店舗を回って「どんな制度があれば働きやすいか」という声を集めているところです。女性の総合職もかなり増えてきている過渡期ですから、これから入社される方とは、より働きやすい制度や環境を一緒につくっていけたらうれしいですね。

  • 大塚

    ただ、今でも時短勤務制度で育児と両立されている方は多いですよね。

  • 田中

    そうですね。出産して復帰される方も、毎年本当に増えてきていますしね。

  • 村上

    私は入社してまだ2年目なのですが、この会社でずっと働いていきたいと思っています。金子さんは管理職にもなられていて、営業として着実にキャリアを積んでこられていますよね。これまで大変だったこともありますよね?

  • 金子

    そうですね。私も、最初の頃は悩むことが多かったです。法人営業は案件の規模が大きい分、成果を出すまでにどうしても時間がかかってしまったんです。「向いていないのかな」と落ち込むこともありましたが、周りのサポートは力になりました。

  • 村上

    なるほど。私も先輩方にいつも指導していただいていて、面倒を見ていただいている分、成果でお返ししなきゃなという気持ちは大きいです。

  • 金子

    そういう気持ちは大切ですよね。でも、本当に悩んだ時は、周りに頼ってもいいと思いますよ。もちろん私もいつでも力になりますから。

  • 村上

    ありがとうございます。心強いです。

学生にメッセージを

  • 田中

    昨今、営業でバリバリ働く女性が増えてきています。そういう人たちが、結婚や出産後も生き生きと働いていける環境づくりを進めていきたいと思っています。結婚や出産という大きな経験は、十人十色のお客様の気持ちに寄りそう時、必ず活きてくるはずです。もちろん、日々の色々な経験もすべて、何かに繋がっていきます。今の学生はリスクをとりたがらない傾向にありますが、失敗も大切な経験のうち。色々なことに挑戦して、社会で活躍できる人に成長していってほしいです。

  • 村上

    不動産の営業はきついイメージがあるかもしれません。だけど、足を踏み入れてみた感想は、「意外とできちゃった」です。営業といっても、当社の場合はひとりで仕事をするわけじゃなく、周りの先輩がていねいに成長を支えてくれます。先入観にとらわれず、できるだけ多くの会社に足を運んで、自分の感性で「いいな」と思う会社を選んでいってください。当社の「人がいい」ということは、胸を張って言えることです。

  • 大塚

    新卒で入社できるのは、人生で一度だけ。ぜひ色々な会社を見て、納得した上で就職を決めてほしいと思います。選んでくれた会社が当社だったら、うれしいですね。

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