マンション市況
首都圏・近畿圏新築中古マンション市場動向(2016年11月)
 
 

中古マンション市場動向



【主要都市別・中古マンション価格】
  2016年11月の首都圏中古マンション価格は、東京都での弱含みや事例シェア拡大が一服したことで、前月比-2.0%の3,547万円と概ね9月の水準まで下げました。都県別で見ると、区部での事例シェアが縮小した東京都では-0.9%の4,809万円、平均築年数がやや進んだ千葉県では-0.7%の1,908万円と下落しました。一方、神奈川県(+1.5%、2,765万円)や埼玉県(+1.3%、2,086万円)では主要エリアが県平均を押し上げ、ともに1%超上昇しました。
近畿圏平均は前月比+0.4%の2,084万円と小幅ながら強含んでおり、依然として上昇基調を維持しています。大阪府では+0.6%2,270万円と再び上昇、9月に記録した直近での最高値を更新しました。兵庫県でも+0.1%の1,817万円と僅かにプラスとなりましたが、上昇度合いを見る限りでは圏域中心エリアである大阪府との差は開く一方です。
中部圏平均は前月比+0.5%の1,679万円、愛知県では+0.2%の1,806万円と、ともに小幅ながら上昇傾向を堅持しています。







【11月の主要都市別・中古マンション価格】
  首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区では前月比+0.7%の5,281万円と5ヵ月ぶりに上昇して6月に記録した最高値(5,287万円)に漸近しました。また、横浜市(+0.5%、2,937万円)やさいたま市(+2.4%、2,492万円)でもプラスとなっており、特にさいたま市では事例数が多い北区や中央区で平均築年数が2年ほど若返った影響から市平均を大幅に押し上げています。対照的に、千葉市では再び団地などの築古事例が増加したことで、-2.4%の1,734万円と3ヵ月ぶりに下落しました。
近畿圏主要都市の価格は、大阪市では前月比+0.9%の2,890万円と引き続き上昇し、8月に記録した直近の最高値(2,888万円)を上回りました。神戸市でも+1.0%の1,874万円と強含んだことで再び高い水準での推移を示しています。
名古屋市では前月比+0.2%の2,128万円と僅かながら4ヵ月連続の上昇となりました。7月を境に上値を伸ばしてきましたが、上昇率自体は縮小傾向で再び頭打ちの様相を呈しつつあります。

 

【首都圏・近畿圏主要都市中古マンション70㎡換算価格表】
※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築マンション市場動向



【首都圏のマンション市場動向】
  11月の新規発売戸数は2,701戸で、対前年同月(3,496戸)比22.7%減、対前月(2,903戸)比7.0%減になりました。
11月の地域別発売戸数は東京都区部1,119戸(全体比41.4%、前年同月比29.8%減)、都下414戸(同15.3%、24.7%減)、神奈川県658戸(同24.4%、3.0%増)、埼玉県350戸(同13.0%、24.9%減)、千葉県160戸(同5.9%、35.2%減)となっています。東京都のシェアは56.8%です。
新規発売戸数に対する契約戸数は1,689戸で、月間契約率は62.5%と前月の61.6%に比べて0.9ポイントアップ、前年同月の82.1%に比べて19.6ポイントダウンとなっています。
即日完売は34戸(全体の1.3%)で、フラット35登録物件戸数は2,658戸(同98.4%)でした。
11月末現在の翌月繰越販売在庫数は6,324戸で、2016年10月末現在の6,366戸に比べて42戸の減少でした。2015年11月末残戸数は4,945戸でした。


【近畿圏のマンション市場動向】
  11月の新規発売戸数は1,975戸で、対前年同月(1,696戸)比279戸、16.5%増、対前月(1,263戸)比712戸、56.4%増になりました。
11月の地域別発売戸数は大阪市部940戸(全体比47.6%、前年同月比11.4%増)、大阪府下211戸(同10.7%、32.8%減)、神戸市部151戸(同7.6%、18.4%減)、兵庫県下349戸(同17.7%、51.7%増)、京都市部133戸(同6.7%、216.7%増)、京都府下21戸(同1.1%、58.0%減)、奈良県60戸(同3.0%、445.5%増)、滋賀県56戸(同2.8%、180.0%増)、和歌山県54戸(同2.7%、前年供給なし)でした。
新規発売戸数に対する契約戸数は1,490戸で、月間契約率は75.4%と前月の71.8%に比べて3.6ポイントのアップ、前年同月の70.2%に比べて5.2ポイントのアップとなっています。
即日完売物件は26戸(全体の1.3%)、フラット35登録物件戸数は1,035戸(同52.4%)でした。
11月末現在の継続販売在庫数は2,560戸で、2016年10月末現在の2,455戸に比べて105戸の増加でした。

【首都圏・近畿圏の新築マンション価格推移表(2013年11月~2016年11月)】
※不動産経済研究所よりデータ一部抜粋
 
 

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