パークタワー芝浦ベイワードオーシャンウィング

「パークタワー芝浦ベイワードオーシャンウィング」のある港区芝浦という街。現在こそ、港区は企業が本社を最も多く構える区の一つで、日本のビジネスの中心であり、また便利なウォーターフロントの街として知られていますが、埋め立てられる前は東京湾が広がり、漁業の盛んな街でした。
そんな芝浦にある「パークタワー芝浦ベイワード」は賃貸棟と分譲棟（オーシャンウィング）の２棟構成で
２００５年に誕生し、その年にグッドデザイン賞を受賞しました。２階にはゲストルームやミーティングルーム、ラウンジなどの共用施設があり、２５階のパーティルームからはタワーマンションならではの眺望を愉しめます。

◆━…━━…　運河の街「芝浦」の歴史　…━━…━◆
　現在の「芝浦」の街のイメージは、高層ビルや倉庫が多く建ち並び、「レインボーブリッジ」でお台場と結ばれている注目のブランドエリアですが、江戸時代にはこの付近には土地さえもなく、当時の海岸線は現在のJRの線路よりも内側にありました。
明治時代には、海水浴や潮干狩りを楽しむ人々で賑わい、東京湾で獲れた新鮮な魚介類を出す料亭や旅館などがある、今では想像もつかない街並みでした。

明治４０年前後から東京港湾の埋め立て事業が進み、このころから芝浦付近の景観が変化し始めました。その後、関東大震災のための救援物資輸送のために、本格的な埠頭の建設が急がれ、今も残る「日の出」「芝浦」「竹芝」の埠頭が大正の終わりから昭和の初めにかけて相次いで完成しました。
その後芝浦には工場や倉庫が建設され、現在は羽田空港への足となる東京モノレールやお台場へと続くレインボーブリッジ、また高層ビルやタワーマンションが建ち並ぶ近代的な街へと変貌していきました。