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三大都市圏新築中古一戸建て市場動向(2019年7月)
 
 

中古一戸建て市場動向

【7月の地域別・中古一戸建て価格】
  7月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+1.7%の3,409万円と2ヵ月連続で上昇しました。都県別に見ると東京都は-4.2%の5,214万円と反転下落しました。神奈川県は+3.0%の3,697万円と2ヵ月連続上昇しました。千葉県は+2.2%の2,139万円と4ヵ月ぶりに上昇に転じました。埼玉県は+1.8%の2,459万円と3ヵ月連続上昇しました。首都圏では、東京都で下落した以外はいずれも上昇し、首都圏の平均値を上昇させています。全体的には強含み傾向を継続したと見て良いと思います。

近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比-5.8%の2,496万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。主要府県で見ると、大阪府は-0.1%の2,693万円と 反転下落したが概ね横ばいの範囲内。兵庫県は-8.8%の2,433万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。京都府は-6.5%の3,393万円と反転下落となりました。近畿主要3府県では、2府1県すべてで反転下落し、兵庫県と京都府は大きく下落しました。大阪府はほぼ横ばいで、価格の動きは安定しています。

愛知県の平均価格は+1.4%の2,835万円と2ヵ月連続上昇しました。中部圏(4県)全体では-1.7%の2,194万円と4ヵ月連続で下落しています。

福岡県の平均価格は-5.3%の2,013万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。前年同月比も-1.5%と再びマイナスの水準に戻っています。




【7月の主要都市別・中古一戸建て価格】
  東京23区は前月比-10.1%の8,592万円と大幅に反転下落しました。都下は+6.2%の3,712万円で3ヵ月連続上昇しました。横浜市 は-1.7%の4,187万円と反転下落しました。川崎市は+16.9%の5,045万円と大きく反転上昇しました。相模原市は+26.7%の3,267 万円と3ヵ月ぶりに大きく反転上昇しました。千葉市は+0.6%の2,295万円と4ヵ月ぶりに反転上昇しました。さいたま市 は-6.2%の3,223万円と反転下落しました。
首都圏の都市中心部では東京23区で大きく下落した一方で川崎市は大きく反転上昇しました。相模原市や千葉市では反転上昇しており、6月に見られた回復基調は概ね継続していると見られます。
大阪市は-7.1%の4,507万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。堺市は-4.9%の2,806万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。神戸市では+1.3%の2,512万円と反転上昇しました。京都市は-12.9%の4,215万円と大きく反転下落しました。
近畿圏主要市は大阪市と京都市で大きく下落に転じ、価格の動きは弱くなってます。
名古屋市は-3.2%の3,649万円と反転下落しました。前年同月比は+6.4%です。
福岡市は-2.1%の3,205万円と3ヵ月ぶりに反転下落となりました。前年同月比は+0.9%とプラスの水準を維持しました。


※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築一戸建て市場動向

【7月の地域別・新築一戸建て価格】
  7月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.1%の3,995万円と3ヵ月ぶりに反転下落し、4,000万円を下回りました。東京都は-5.7%の4,861万円と2ヵ月連続下落しました。神奈川県は-0.8%の4,390万円と2ヵ月連続下落しました。千葉県は+3.3%の3,241万円と反転上昇しました。埼玉県は+0.8%の3,482万円とこちらも反転上昇となりました。首都圏では千葉県と埼玉県で上昇に転じましたが、東京都と神奈川県では連続下落しており、下落傾向が強く出ています。東京都の下落率が大きくなっている点も、首都圏の市況が弱含んでいる証左であります。

近畿圏(2府4県)の価格は-0.7%の3,138万円と3ヵ月ぶりに下落に転じました。府県別では大阪府が+3.9%の3,474万円と反転上昇しました。兵庫県は-3.8%の3,101万円と3ヵ月ぶりに下落しました。京都府は-1.6%の3,330万円と3ヵ月ぶりに下落に転じました。近畿圏主要府県の動きを見ると、大阪府は強含んだが兵庫県と京都府は揃って反転下落し弱含みました。

愛知県の平均価格は+3.5%の3,388万円と反転上昇しました。前年同月比でも+6.1%とプラスを維持。中部圏(4県)全体では+2.0%の3,068万円と4ヵ月ぶりに上昇に転じました。中部圏の価格は愛知県が牽引し回復基調であります。

福岡県は+2.3%の3,032万円と3ヵ月連続上昇しました。前年同月比は+2.6%です。



【7月の主要都市別・新築一戸建て価格】
  東京23区は前月比-5.4%の5,971万円と5ヵ月連続下落しました。都下では-4.9%の4,310万円と反転下落しました。横浜市は-3.4%の4,598万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。川崎市も-12.1%の4,561万円と3ヵ月ぶりに下落しました。大都市圏は全都市で下落傾向です。
相模原市は-5.7%の3,613万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。千葉市は+1.2%の3,194万円と3ヵ月連続上昇。さいたま市は-1.8%の3,731万円と3ヵ月ぶりに反転下落となりました。
首都圏郊外都市では千葉市以外は下落に転じておりやや弱含んでいます。
大阪市は+17.8%の4,396万円と3ヵ月ぶりに大きく反転上昇しました。堺市は+4.4%の3,238万円と3ヵ月ぶりに反転上昇しました。
神戸市は-6.6%の3,381万円と反転下落しました。京都市は-2.1%の4,242万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。
近畿圏主要都市は大阪市と堺市で反転上昇しました。
名古屋市は+1.5%の3,805万円と2ヵ月連続上昇しました。前年同月比でも+1.6%と年間でプラスに浮上してきました。
福岡市は-2.8%の3,504万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。前年同月比は+4.0%。名古屋市は連続上昇、福岡市は反転下落しました。


※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 

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