戻る

マンション市況

マンション市況

購入・売却賃貸のご検討に活用できる、
最新のマンション市況を毎月解説いたします。

購入・売却賃貸のご検討に活用できる、最新のマンション市況を毎月解説いたします。

都心エリア市場動向(2020年10月)
 
 

高額物件の成約件数が高まり1億円以上のマンション取引は約3倍に

  都心5区のマンションの成約件数(成約価格1億以上)をグラフで見ると、アベノミクスがスタートした2013年以降、2019年まで増加で推移していることがわかる。1億円以上の成約件数のは2013年から2019年にかけて約3倍に上昇している。
  1億円以上の高額物件で売買が活性化していることから、平均坪単価も上昇傾向となっている。2013年の平均坪単価が最も低く約407万円だったが、その後はほぼ右肩上がりで推移し、2019年は537万円と堅調に推移している。高額物件の売買が増え相場が上昇し、その結果として成約件数に占める高額物件の比率が高まるという循環が発生している状態といえるだろう。


【港区】 1億円以上の高額マンションの成約比率は前月に比べ51%から34%と減少しているものの、高額物件がマーケットを牽引する状況は変わっていない。前年同月比での成約件数・成約平均坪単価は共に増加をしている。特に今年の7月から9月はマイナスとなっていた成約件数が10月は23件増と大きく増加している。


【渋谷区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は基本的には変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約34%となっており、成約平均坪単価は前年同月比を上回る447万円となっている。新型コロナ自粛期間中の3月~5月は成約件数が前年同月比でマイナスとなっていたがその後は概ね昨年同月比でプラスもしくは変わらずとなっている。


【新宿区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約26%となっており、前年同月比での成約件数・成約平均坪単価は共に増加をしている。特に今年の8月・9月の成約件数は前年に比べるとマイナスとなっているが、10月は16件増と大きく増加している。


【世田谷区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は変わらない。前年同月比での成約件数・成約平均坪単価は共に3カ月連続で増加をしている。成約件数は前年同月比で18件増。成約平均坪単価は303万円と前年同月比で27万円増と大幅に増加をしている。成約平均坪単価は2カ月連続の300万超となり堅調に推移をしている。


【千代田区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約50%と過半数を占め、成約平均坪単価は前年同月比を上回る583万円と前年同月比の73万円増となっている。月別の成約件数も前年同月比でプラスになっており、1億円以上の物件に関しては4カ月連続で前年同月比プラスになっている。


【台東区】 2020年10月成約物件に占める5,000万円以上の物件の成約比率は約31%となっているものの、成約平均坪単価は前年同月比を下回る273万円となっている。月別の成約件数においても前年同月比でマイナスになっており前年に比べ動きが鈍くなってきていることを踏まえると、台東区エリアにおいては今後の不動産市場の動向を注視する必要がある。


【中央区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は基本的には変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約5%となっており、成約平均坪単価は前年同月比を上回る約368万円となっている。月別の成約件数も前年同月比で24件増の大幅にプラスになっている。


【中野区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は基本的には変わらない。2020年10月成約物件に占める5,000万円以上の物件の成約比率は約44%となっており、成約平均坪単価は前年同月比を上回る約258万円となっている。月別の成約件数では新型コロナウイルス自粛期間中の3月~5月は前年同月比でマイナスとなっているものの、9月・10月はプラスになっている。


【品川区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約9%となっており、前年同月比での成約件数・成約平均坪単価は共に増加をしている。特に成約件数は24件増と大きく増加している。


【文京区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は基本的には変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約11%となっている。前年同月比での成約件数・成約平均坪単価は共に増加をしている。特に成約平均坪単価は366万円と27万円増となっている。


【豊島区】 都心の高額物件がマーケットを牽引する状況は基本的には変わらないが、2020年10月の豊島区では1億円以上で成約をしたマンションはない。また、前年同月比成約件数・成約平均坪単価ともにマイナスとなっており、今後の市場動向を注視する必要があるだろう。


【目黒区】 高額物件がマーケットを牽引する状況は基本的には変わらない。2020年10月成約物件に占める1億円以上の物件の成約比率は約7%となっており、成約平均坪単価は前年同月比を大きく上回る357万円となっているものの、月別の成約件数は2カ月連続で前年同月比マイナスとなっている。今後の不動産市場の動向について注視をしていく必要があるだろう。


※上記グラフおよびコメントは公益財団法人東日本不動産流通機構データを元に当社にて成約登録済みのデータを抽出しました。データ抽出後に追加登録されたデータにより、次回グラフ作成時に過去の実績が変動する場合がございます
 
 

バックナンバー

査定依頼はこちら!
ご相談のみでも結構です(無料)

売却専用
フリーダイヤル

0120-566-742

年中無休24時間受付

不動産査定
不動産売却

広告戦略からアフターフォローまで
マンツーマン営業体制

お問い合わせ時から、買主募集の広告戦略、ご契約、お引き渡し、アフターフォローまで、一貫した「マンツーマンの営業体制」により、お取引を責任を持って担当します。

地域に密着した営業ネットワーク
全国205営業センター

全国に広がる205営業センターの地元に精通した営業担当者だからこそ、地域に密着したお取引を行うことが可能です。
※2024年4月1日時点

多彩なメディアを活用した
広告ネットワーク

自社サイトの他、SUUMO・アットホームなど各種提携サイト※へ物件広告を行います。
※物件により掲載条件があります。

不動産売却

広告戦略からアフターフォローまで
マンツーマン営業体制

お問い合わせ時から、買主募集の広告戦略、ご契約、お引き渡し、アフターフォローまで、一貫した「マンツーマンの営業体制」により、お取引を責任を持ってご担当します。

地域に密着した営業ネットワーク
全国205営業センター

全国に広がる205営業センターの地元に精通した営業担当者だからこそ、地域に密着したお取引を行うことが可能です。
※2024年4月1日時点

多彩なメディアを活用した
広告ネットワーク

自社サイトの他、SUUMO・アットホームなど各種提携サイト※へ物件広告を行います。
※物件により掲載条件があります。

お悩み中でも結構です。
お気軽にご相談ください。
弊社では売却のご検討途中のご相談も無料にて承ります。

売却時の税金や費用を知りたい方へ

住み替えをご検討の方へ

相続不動産、空き地・空き家で困っている方へ

収益物件を運用している方へ

忙しい方へ 入力項目が少ない問合せ

売却と賃貸の良い条件の方で決めたい方へ

【ステップNews(無料)】
最新の市況をメールでお届けします!

不動産取引に役立つ、最新の市況や役立つ情報をいち早くメールでお知らせします。

市況・動向

マンション売却に役立つコンテンツ

  • 市況や業界動向、投資などのマンションに関する最新のニュースをお届けいたします。

  • 新築・中古マンションの最新市場動向を毎月解説します。購入・売却・賃貸の検討にご活用ください。

  • マンションの売却のご検討に活用できる、最新のマンション市況・動向を解説いたします。

  • マンションを売却する際に注意すべきポイントについてまとめました。注意すべきポイントを理解して、不安を減らし、スムーズなマンション売却を目指しましょう。

  • はじめてマンションを売却する方は必見。売却までの流れの他、準備するべきポイントなどをご説明します。

  • ご所有のマンションなどを売却する際、売却検討や査定から引渡しまでの流れとポイントを説明します。

  • 不動産売買時のよくあるご質問をQ&A形式でご紹介します。不動産売買について疑問がある方はこちらからご確認下さい。

  • 住まいにまつわるさまざまな税金の知識を、身近なケースに即してわかりやすいQ&A形式でまとめました。初めての方にもわかりやすいよう、基本的な税制について紹介します。

  • 結婚、転勤、退職など、ライフステージの変化にあわせて住まいも変わるもの。その際に持ち家をどうすればよいかの不安や疑問にお答えします。

この記事の更新情報をメルマガでお知らせ!住友不動産販売の住まいのメールマガジン会員募集中です。住まい探しのお悩みを解決!詳しくはこちら

TOPへ戻る