人と住まいの関係を見つめ、
お客様のご希望を叶える。

佐田 幸一

KOICHI SADA

流通営業部

入社1年目。先輩に教わりながら営業センターにて、営業のノウハウを吸収する。

  • #不動産学部
  • #人と住まい
  • #お客様の事情
  • #先輩と同行
  • #人から人

怪我をした友人のために
建て替えられた家。
人生と家の深い関係について
考えさせられた。

For injured friends a rebuilt house.
On the deep relationship between life and the house
I was forced to think.

高校生の時、友人が怪我をして障がいを負ってしまいました。不自由な生活を余儀なくされた彼のため、バリアフリーに建て替えられた自宅に遊びに行った時、人にとっての住まいの大切さに気がついたのです。不動産の仕事に興味を持ったのはそれから。進路を決める時、東京に出たくて東京の大学を探していると、“不動産学部”という文字が目に飛び込んできました。日本で唯一の不動産学部に入学すると、周りは不動産業界で働くことを目指している人ばかり。

宅建の資格取得を目指し、競い合うように勉強するなど、ライバルとして高め合う仲間でした。就職先として、不動産の中でも仲介を選んだのは、「人から人へ」というビジネスモデルに魅力を感じたから。大きなビルや新築の住宅ではなく、人が住んだ物件には想いがつまっていて、それを売りたい事情もある。それを自分が共有し、またそれぞれの想いや事情を持った買主に届ける。そんな、人と住まいの間にあるドラマを背負って働いてみたいと思ったのです。

深い事情まで
話していただける信頼を、
できるだけ早く築きたい。

To deep circumstances we can trust you,
I want to build it as soon as possible.

今はまだ入社1年目なので、先輩とチームを組んで営業をしています。最近になって、自分の目指すべき営業スタイルが見えてきました。モデルとなっているのはどんな人とでもすぐに打ち解けることができる先輩で、3回も会えば、お客様から「飲みにいこう」と誘われてしまうような親しみやすい人間性が魅力です。お金が必要になった。離婚調停中で別の家を探したい。不動産を売りたいお客様の中には、あまり他人には話したくない事情を抱えている人もいらっしゃいます。それを思い切って話せる相手にならなければ、

事情や想いをいっしょに背負うことができないし、もちろん不動産を預からせていただくことも難しい。そしてそれは、買主様の物件探しをお手伝いする時も同じこと。例えば、怪我をした僕の友人のように家でほとんどの時間をすごす人と、ほとんど寝るためだけに帰るような一人暮らしのサラリーマンでは、ご提案するべき物件はまるで変わります。不動産仲介のプロとして働く上での指針は、お客様と住まいの関係を知ること。でも、そのためには、まずお客様にとって本音を話せる相手になることが大切だと思います。

ご購入の契約は、
人生の覚悟を迫る瞬間

The purchase contract,
A moment to push for the preparedness of life.

自分にとって初契約となったのは、戸建てを購入された親子3人のお客様。ご両親が70代で、ご息女が40代でした。お会いした瞬間になんとなく察したのですが、お話をする中でも「娘のためにずっと安心して暮らせる家を遺したい」というご両親の想いを感じることができました。最初はご両親のことも考えて階段のないマンションなどもご案内しましたが、最終的には戸建てをご購入されました。10軒ほどご案内する中で、ご両親の本当の想いを理解することができ、「これなら娘も安心」という物件との出会いをお手伝いできたのは、忘れられないエピソードです。

若いお客様が不動産をご購入される時はローンのご契約がほとんど。ご案内の際にはその物件を購入するために必要なローンを計算し、それをまかなうための年収と、お金を払い続けることの大変さについてもご説明します。その時に感じるのは、単純に物を売るだけでなく、人生における覚悟を迫る大きな責任。最終的な契約となるのは、重要事項説明を実施し、契約書へお客様が名前を書いて判子を押す瞬間。私たちの仕事で大切なのは、新しい人生の第一歩にたしかな責任を持つこと。そしてそれが、人生の覚悟を迫るプロとして、私たちが持つ覚悟だとも思っています。

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