価値観の違いに着目し、
一人ひとりに合った提案を考え抜く。

木下 富雄

TOMIO KINOSHITA

法人営業部

2016年入社。法人開発部を経て、法人営業部へ異動。海外展開を目標に、多種多様な企業への不動産仲介を行っている。

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どこにでもいるような
大学生から特別な存在へ。
自分を変えるために
向かった先は、
台湾の大学院だった。

From a college student like anywhere to a special existence.
The way I headed to change myself,
It was a graduate school in Taiwan.

大学4年生の就職活動時、自分の強みがすぐに思いつかなかったのです。「社会に出る前に、人と違う特別なスキルを得よう」と向かったのが台湾留学でした。授業は全て英語。小学校から英会話を習っていましたが、最初はなかなか発言できませんでした。そんな私を変えたのは、一緒に授業を受けていた仲間たち。発表の様子を見ていると、彼らは100%の自信がなくても、どんどん意見を言うのです。そしてミスもする。けれどその後、ミスを認めた上で、リカバーする意見を出していく。たとえ失敗しても、後で補えば良い。

ミスを恐れていては何も始まらないという姿勢に刺激を受け、私も日に日に発言を増やしていきました。発言の機会が増え、次にぶつかったのは考え方の違いです。育ってきた環境も、考え方も根本的に違う人たち。自分の意見を理解してもらうのは、簡単ではありませんでした。だとすれば、共感を求めるのではなく、相手の声に耳を傾けてみよう。そう意識を切り替えるようになってからは、自分の視野も一気に広がりました。それが、仕事でも多岐にわたる人と関わり学び続けたいという想いに変わり、様々な人と仕事ができるビジネスを志望するようになりました。

異なる価値観を
持つお客様を、
自らの手で
結び付けていく。

Customers with different values,
I will tie it with my own hands.

現在所属している法人営業部は、一般法人を中心に不動産仲介を行う部署です。業種や規模様々なお客様を相手にしているため、日々色々な考え方に触れています。先日、郊外にあり老朽化で管理費をかけられないため売却したいという相談を頂きました。取引の相手方探しで数社にアプローチをかけたのですが、各社に話を聞いていくうちに、同じ業種の会社でもそれぞれ大事にしている部分が異なることが分かりました。そのため、都心部を中心に不動産投資をされている会社の場合は今回の案件は

利益率が高いという点を説明し、郊外に物件を多く所有されている会社であれば、立地条件が良い点を説明するなど、会社ごとに異なる提案をしました。結果、物件をリフォームして物件価値を高め、利益を生もうと考えてくださる会社と契約成立。一つの物件でも相手によって魅力を感じるポイントが異なることを実感しました。たくさんのお客様の価値観を知り、利益となる部分を見つけ出し、売主と買主を結びつけるこの仕事の面白さを改めて感じた案件でした。

目指すは海外。
失敗を恐れず
これからも挑戦を続ける。

The aim is overseas.
I will continue to challenge from now without fear of failure.

台湾で培った、失敗を恐れない精神は今でも変わっていません。お客様から質問やご依頼を受けた時も、自分ができることを精一杯考え、すぐ行動に移すよう心がけています。この姿勢を続けてきたおかげで、信頼関係も徐々に築けるようになってきました。物件を紹介いただく際に、お客様から物件交渉に関するアドバイスを頂くこともあります。価格交渉はこの金額からはじめてほしい。切り札となる部分は、こういった条件がそろった時に

出してほしい。経験不足な私に、そうやって率直なご意見を伝えていただけるのは有難いことだなと感じています。今後挑戦していきたいのは、海外の投資家・不動産会社を相手にしたビジネス。そのためには、お客様との信頼関係をさらに強くし、1件でも多くの紹介物件を得ていくことが大切だと感じます。海外相手でも、それぞれの価値観に合った物件がご紹介できるよう、不動産の知識を増やしていきたいです。

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