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国交省、12月の価格指数と既存住宅指数

　国土交通省は、2010年の平均を100とした場合の不動産価格指数（住宅＝20年12月分、商業用不動産＝20年第4四半期分の各速報値）をまとめた。住宅総合の季節調整値は、前月比1.6％増の117.5で、6カ月連続で増加した。住宅地は102.0（前月比1.6％増）、戸建住宅は103.2（0.5％増）、マンション（区分所有）は158.1（1.4％増）。商業用不動産の全国総合は121.5（前期比3.2％増）、店舗は135.7（3.1％増）、オフィスは141.0（5.6％増）、マンション・アパート（一棟）は138.5（2.8％増）。
　登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」（20年12月分、季節調整値）は、116.4（前月比2.6％増）。投資用に多い30㎡未満を除くと111.4（2.6％増）だった。戸建住宅は113.7（1.4％増）、マンションは120.0（3.9％増）で、30㎡未満を除くと109.4（3.0％増）となり、全ての指数が前月から増加した。

（提供：日刊不動産経済通信）