不動産一括査定サイトから、弊社にお問い合わせ頂いたM.Y.さん。当初は売却後も賃貸住宅として住み続けることができる「リースバック」に、ご興味を持たれていましたね。

群馬県に戸建住宅を所有しており、隔週位の頻度で趣味の家庭菜園を楽しんでいます。まだまだ元気なので、今すぐ移住することはないのですが、金融緩和政策の影響を受けて都心のマンションが高騰していることから、子どももいないことですし、このタイミングで資産を現金化することを考えていました。

リースバックではなく、売却することを決めた理由をお聞かせ頂けますか？

はい。とても気に入っていた住まいでしたし、物件探しや引っ越しの手間がないリースバックに魅力を感じていたのですが、売却時の査定額の方がリースバック時の査定より約1.5倍も高かったのです。そうなると、様々な手間を考えても売却する方に気持ちがグンと傾きました。

売却するとの連絡を受け、すぐにご自宅を訪問し、お住まいを拝見させて頂きました。不動産一括査定サイトからのお問い合わせで、他社と競合だったと思うのですが、その日に専任媒介契約を結んで頂いた決め手は何だったのでしょうか？

当初から熱心に売却を進めてくれていましたし、ほら、「営業は自分を売れ」ってよく言うじゃないですか。連絡したその日に来てくれたフットワークの良さと小林さんの人柄ですかね(笑)。

「住友不動産販売にお願いしたことで、売却から賃貸物件探しまでスムーズに進めることができました」とM.Y.さん

お住まいは、入居当初からワンちゃんとお暮しになっており、良い状態ではなかったことから、しっかり現状をご説明した上でローンの仮審査も通った購入意思の高い買主様のみをご案内しました。
その中で役に立ったのが、室内写真を公開できなくても、CGによる画像加工で居住イメージを公開することができる「バーチャルステージング」です。このシステムのおかげで買主様もお住まいのイメージが膨らんだと思います。 さらに、一般の買主様を募集すると同時に、弊社のステップオークションを利用して、リフォームしてから再販する宅建業者様に一斉に物件情報を提供いたしました。

すぐに、一般のお客様が満額ではなかったのですが、こちらが納得する金額をご提示頂き、契約寸前までいきました。しかし、諸事情によりその契約は流れてしまいました。その一方で、宅建業者様で熱心な会社があり、金額も一般のお客様とほぼ変わらないレベルだったのです。ダラダラと売却活動を長引かせるよりも、このご縁を大切にしたいという思いから売却を決めました。
また、買主様が宅建業者ということもあり、手続きや資金面での不安がないことや、賃貸住宅をゆっくり探したかったため、引き渡し日について、こちらの希望に合わせて頂いたことも、このタイミングで売却する決め手になりました。

M.Y.さんのお住まいは人気エリアでしたので、買主様の反響は多く取れると思っていました。しかし、室内の状況をしっかり買主様にご説明しないと、内見ばかりでなかなか決まらないという事態を避けるために、今回のケースでは買う意思の高いお客様のみをご紹介いたしました。ご案内は少なかったものの、物件特性にあった買主様と約1ヶ月で売買契約を締結することができました。ステップオークションは登録している宅建業者様が5700社超となり、その中から物件特性にマッチした買主様を効率よく探すことができます。
住み替え先の賃貸住宅についても、私がM.Y.さんの趣向をしっかり伝えた上で、弊社の賃貸部門が担当し、売却から賃貸物件探しまで、スムーズに進めることができました。