不動産簡易査定とは？訪問査定との違いや
サービスの選び方について解説

不動産を売却しようか考えているときは、
まずは査定を受け、
どの程度の価格で売れるのか
相場を知っておく必要があります。

査定方法には、
簡易査定と訪問査定の2つがあります。
簡易査定であれば
オンラインでも簡単に利用できるので、
とりあえず相場を知りたいときにも
おすすめの方法です。

この記事では、簡易査定の利用方法や、
簡易査定の依頼先について解説します。
不動産を売却したい方はもちろん、
相場を把握しておきたい方もぜひご覧ください。

不動産の査定とは？

不動産の査定とは、売却できそうな価格を不動産仲介会社などに算出してもらうことです。不動産を売却したいときや、売れそうな価格を知りたいとき、売るタイミングを見極めたいときなどに査定を実施している会社に依頼します。

不動産仲介会社は査定の依頼を受けると、近隣で取引された物件の成約価格などをもとに査定価格を割り出します。より詳しく調べるときは、物件の向きや間取り、周辺環境、管理状態なども参考にします。

なお、査定価格は売却できるだろうと予想される価格のことであり、必ずしもその価格で売れるとは限りません。また、査定を依頼した不動産仲介会社に売却も依頼したとしても、その金額での売却が保証されているわけではありません。

査定には、簡易査定と訪問査定の2つの方法があります。それぞれの特徴や違いについて見ていきましょう。

不動産簡易査定

不動産簡易査定とは、類似する条件の物件の成約価格などから査定価格を算出する方法です。データだけで算出できるため、対象となる不動産を訪問することなく実施されます。

簡易査定はオンラインで依頼することもできるため、簡便です。計算だけでおおよその価格を割り出すため、机上査定とも呼ばれます。

数日間かかることもあれば、数十分で結果がわかることもあります。AIを活用した査定も、簡易査定のひとつです。ビッグデータから解析し、瞬時に査定結果がわかるのが特徴です。

不動産訪問査定

不動産訪問査定とは、不動産仲介会社の担当者が実際に物件を訪問して査定価格を算出する方法です。

個々の物件の特徴、例えば、管理状態の良さや設備の充実度、日当たりなども計算に含めるため、より実情を反映した正確な価格を算出できます。

訪問査定では、物件を調べるのに1～2時間程度、査定結果を出すのに1週間ほどかかることがあります。また、実際に不動産を売却するときには、事前に訪問査定を受けることが多いです。ただし、訪問査定を受けたからといって、必ずしも売却する必要はありません。

不動産簡易査定の
メリット・デメリット

気軽にお持ちの不動産の価格を知りたいときは、簡易査定が適しています。担当者の訪問を受ける必要はなく、簡単かつ短時間で利用できます。

簡易査定のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット

簡易査定は、オンラインや電話で申込め、早ければ数分で結果がわかります。すぐに査定価格を知りたいときに、適した方法です。

また、詳細な情報を提供しなくても、ある程度の価格がわかるのも簡易査定のメリットです。不動産の所在地や広さなどの基本情報だけでわかるため、手間をかけたくない方向きといえるでしょう。

デメリット

簡易査定は現地に行ってみないとわからない個々の物件の状態・特徴を価格に反映しないため、訪問査定に比べて、正確さは劣ります。

例えば、管理が行き届いている物件であっても、広さや立地などの基本情報だけで価格を算出するため、実際に売れる価格よりも安く査定されてしまうかもしれません。

さらに、依頼する不動産仲介会社によっても査定価格は異なります。

あえて高めの査定価格を提示し、売却の依頼につなげようとする不動産仲介会社もあるかもしれません。

不動産訪問査定の
メリット・デメリット

実際に不動産を売却するときは、簡易査定だけでなく、訪問査定を実施することが多いです。

訪問査定のメリットとデメリットについて解説します。

メリット

訪問査定では、より実情を反映した査定価格を調べることができます。

また、訪問を受けた際に不動産仲介会社の担当者と会って話し合うことができるため、売却相談をすることも可能です。

デメリット

訪問査定は、簡易査定に比べて査定価格を知るまでに時間がかかるデメリットがあります。

瞬時に価格の目安を知りたい方は、AI査定などを利用するほうが良いでしょう。

また、担当者の訪問を受けるため、スケジュールを調整する必要がある点もデメリットとなり得ます。

また、実際は、売却しないときでも訪問査定を利用できますが、中には、担当者に会ってしまったために売却を依頼しなくてはいけないのだろうかと考える方もいます。そのため、売却しようか迷っている段階では利用しづらいかもしれません。

不動産簡易査定を
利用する際の注意点

不動産簡易査定でわかるのは、あくまでも価格の目安です。

より相場に近い価格を知るためにも、正しく情報を伝えることも大切です。

また、査定相場が毎日変わる点にも注意が必要です。

住友不動産販売のステップAI査定は、一度登録すると定期的にメールで査定額をお知らせするので、相場が上がったタイミングを逃しにくくなります。タイミングを見て売却しようと考えている方も、ぜひご利用ください。

また、住友不動産販売のステップAI査定では、電話番号を登録せずに査定価格を算出することができます。査定後は営業の電話がかかってくることもないため、安心してご利用いただけます。

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不動産簡易査定の依頼先の選び方

複数の不動産仲介会社に査定を依頼することで、より実情を反映した査定価格を知ることができます。しかし、たとえ簡易査定であっても入力の手間がかかるのが難点です。

一括査定サービスを利用すれば、複数の不動産仲介会社に一度の手間で簡易査定を依頼できます。

ただし、一括査定で多くの不動産仲介会社に依頼をすると、電話も多くなる可能性があります。営業の電話を避けたい方は、電話番号不要の住友不動産販売のステップAI査定をご検討ください。

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不動産の簡易査定に関するQ&A

不動産簡易査定についてよくある質問とその答えを紹介します。

疑問を解消してから、簡易査定サービスを利用しましょう。

Q.簡易査定後はどうする？

簡易査定後は、特に何もする必要はありません。

販売を依頼したい不動産仲介会社が見つかったときは、媒介契約を結んで正式に販売を依頼しましょう。ただし、販売を依頼する前に、訪問査定を受けることをお勧めします。

Q.簡易査定は正確？

簡易査定は過去の成約事例をもとに価格を割り出すため、ある程度は正確です。

しかし、物件の管理状態や日当たりなどの個々の状況は反映されていないので、訪問査定による価格の方がより正確といえます。

まとめ

簡易査定はその名のとおり簡単な査定方法です。簡易査定を依頼する場合は、販売実績が多い不動産仲介会社に依頼するとよいでしょう。

住友不動産販売のステップAI査定なら、豊富な実績をベースにより相場を反映した価格を割り出すことができます。結果が出るまでの時間が短く、また、電話での営業は一切ありません。ぜひお気軽にご利用ください。

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