新卒採用以来、約13年の各営業所勤務での営業経験を積み重ねて「有明ガーデンマンションプラザ」の営業所長に就任した武部さん。今回は不動産仲介の営業職から管理職へとキャリアアップした現在につながる仕事での出会いや気付き、考え方などを等身大の言葉で語っていただきました。

もともと興味のあった不動産業界。人と関わるのが好きだから営業職の道へ

就活の頃はディベロッパーや街づくり、不動産の仲介販売や管理業務など幅広い不動産業界での仕事を希望していました。そのうちに人とお話したりコミュニケーションを取ることが好きな自分に気付いたので、思い切って営業の仕事に挑戦しようと思ったのが入社のきっかけです。最初に配属された六本木営業センターで約2年半、本社営業センターで約4年、銀座営業センターで約6年半、八重洲センターで約1年と各営業所を経て、昨年10月に現在の「有明ガーデンマンションプラザ」の営業所長になりました。

営業は自分の成長が数字で見える仕事。もっと成長したい気持ちが私の原動力

念願だった不動産の営業を実際にやってみて思う一番のやりがいは、売買を通じてお客様に喜んで頂けるところです。また営業という仕事は結果が数字で目に見えることも特長。去年よりも今年、来年とわかりやすい数字を見ながら「もっともっと成長していこう！」という気持ちが自分自身の原動力になり2020年には社内の営業成績ランキング一位を獲得することができました。当時は周りのサポートもある中でたまたま大型案件を担当する機会が巡ってきたからだと思っていたのですが、「チャンスに気付いてそれをつかんだのは武部さんの日頃の努力だよ」とお客様に掛けて頂いた言葉が印象的で、ほんの少しですが自信につながりました。

お客様の気持ちに寄り添う気遣いを大切に

仕事でいつも大切にしているのは細やかな気遣いです。お客様によってはあまり踏み込んで欲しくない部分もあるもの。対面であれば顔色を見たり電話では声でお客様の様子を感じ取ってなるべく不快感を与えないような営業を心掛けています。例えば新人の頃、売却のご相談でご自宅の情報を毎回少しずつしかご提供頂けないお客様がいらっしゃいました。最初はメールのみで、それからお電話や奥様とのコミュニケーションを何度も積み重ねて「じゃあご夫婦揃って打ち合わせしましょう」とご依頼を頂けることに。今後も窓口は奥様なので担当が女性だと話しやすいとご夫婦で安心されていました。不動産営業は男性が多い業界ですが、少なからず女性営業の需要はあると実感した経験のひとつです。

地域密着型でマンションだけを取り扱う不動産仲介のスペシャリスト

マンションプラザは私が今まで勤務してきた営業所とはまた違って、住友不動産販売がセレクトしたプレミアムマンションのみを専門に取扱うお店で、それぞれエリア内で管轄するマンションが決まっています。「有明ガーデンマンションプラザ」では有明、東雲、辰巳、潮見の湾岸エリアを中心に約50棟のマンションを担当。そのエリアとマンションのスペシャリストになれば「何を聞かれてもどんとこい」という感じです。例えばタワーマンションならスカイラウンジやバーといった共用部のことや、今後開通する予定の地下鉄新線の情報をお客様に提供したり、逆にお客様から「あの空き地にはスーパーができるらしい」といった地元ならではの貴重な開発情報を頂くことも。地域密着型ならではの情報を日々収集してスタッフみんなで共有して営業に役立てています。

不動産仲介は自分を高められる仕事。親しみやすく相談されやすいお店を目指したい

お客様の家を売買する不動産仲介業は自分たちの商品を持たない仕事。会社やお店、営業本人に魅力を感じて頂いて初めて成立する職業です。だからこそ不動産仲介は人間力を高められる仕事だと思っています。人として魅力があればお客様も任せたいと思ってくださるので、そういう人間になれる努力を惜しまなければ自ずと結果は付いてくると信じています。地域の暮らしの中心ともいえるショッピングモールに入っている「有明ガーデンマンションプラザ」はお客様が買い物のついでにふらっと立ち寄れるような身近な場所。まだまだ就任したばかりですが管理職としてスタッフ全員と風通しの良い職場環境を作りつつ、お客様にとって親しみやすく相談しやすい地域密着型のお店を目指していきたいです。