住吉(すみよし)
酒蔵が軒を連ねる街
駅の南側には、白鶴酒造の3つの醸造所の一つ、「旭蔵工場」があります。「本店二号蔵工場」が伝統的な製造方法で吟醸酒などを製造、「本店三号工場」では最新技術による醸造方法で年間を通じて清酒を製造しているのに対し、「旭蔵工場」は最新の装置と伝統的な設備を併せ持つ蔵で、吟醸酒などを製造しています。また、阪神高速3号神戸線を超えた国道43号沿いには、「白鶴酒造本社」があり、大正時代に建造された木造の酒蔵を利用した「白鶴酒造資料館」も併設されています。昔の酒造りの行程に従って蔵人が作業する姿を再現した人形や、実際に使われていた道具を展示しているほか、搾りたての原酒を無料で飲むことができます。「菊正宗酒造」の工場も隣接しており、六甲ライナー(神戸新交通六甲アイランド線)の高架脇には、「菊正宗酒造記念館」もあります。国指定の重要有形民俗文化財「灘の酒道具」を展示する唯一の施設で、こちらでもいろいろなお酒の試飲が無料でできます。
営業マンから見た、【住吉駅】エリア
駅の南側には、酒蔵や資料館、記念館が並ぶ酒蔵らしい街並みが広がっています。一方で、駅の北側には閑静な住宅街が広がっています。野球のできる広場がある「住吉公園」や、「住吉公園テニスコート」、スーパーマーケットの「グルメシティ 住吉店」などもあり、良好な住環境が整っています。また、「住吉公園」の東側にある「私立住吉小学校」は、1873(明治6)年開校の歴史ある小学校です。合唱部が有名で、全国コンクールなどでも優秀な成績をおさめています。
最寄の営業センター : 六甲道営業センター