Vol.6 モト冬樹さん

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インタビュー 私のいえ ∼すまいの履歴書∼ 各界でご活躍の方々に、家、住まいに、住み替えにまつわるお話を伺いました。インタビュー 私のいえ ∼すまいの履歴書∼

Vol.6 2012/11/28更新

『人が集まる家も、いいなぁって思うようになりましたね』 モト冬樹さん

『人が集まる家も、いいなぁって思うようになりましたね』モト冬樹さん

profile
モト冬樹(もとふゆき)
1951年生まれ、東京都出身。高校卒業後、グッチ裕三と実兄であるエド山口とバンドを組み活動。その後、バンド「ビジー・フォー」を結成し、コミックバンドとして活躍。解散のち結成した「ビジー・フォースペシャル」で「ものまね四天王」ブームを巻き起こす。現在はCM、ドラマなどにも多数出演。

2年前の結婚を機に、生活スタイルはもちろん、暮らしへの意識もがらりと変わったというモト冬樹さん。 奥様との二人暮らしを楽しむモトさんにお話を伺いました。

快適で気楽な実家暮らしから独立。その後、3度の引っ越しを経験

モト冬樹さんの写真1
実家での暮らしを振り返るモト冬樹さん

生まれは東京の巣鴨です。父親が開業医だったので、実家は、母屋と病院が通路でつながっているような住まい。母親が使っていた茶室があったり、小学生の頃に建て替えをして兄と自分にそれぞれの部屋ができたりしたことを覚えていますね。何度かリフォームもしているから、今と昔ではだいぶ変わっているけど、住んでいた頃は縁側が好きだったなぁ。
居心地がよかったことはもちろんだけど、仕事に不便はないし、家賃を払わなくていいから、結局25歳まで実家暮らし。でも、家族と生活のリズムがまったく違ってしまったから、さすがに迷惑が掛かると思い、独立することに。

最初に住んだマンションは、仕事に通うにも便利で、かつ窓を開けると木々や寺などが広がっていて。目の前の景色が見渡せるっていいじゃない? 気に入っていたんだけど、2∼3年したら大きなマンションが建っちゃって。日当たりは悪くなるは、部屋の中にカビは生えるはで、もう大変……。
その次に住んだのは、世田谷の閑静な住宅街のマンション。友人に「同じマンションに部屋が空いているから来ない?」って誘われたのがきっかけだったんですけど、これまで住宅街に縁がなかったから新鮮だったし、「住まい」「仕事」「遊び」に線引きできる場所も悪くないなぁなんて思って、その次に引っ越したところも、同じように住宅街だったね。

マンションとの違いを実感しつつも、一軒家の暮らしも悪くない

モト冬樹さんの写真2
一軒家での生活について話すモト冬樹さん

2年前の結婚を機に、今の一軒家に越しました。俺は、実家を出てからはずっとマンション暮らしだったし、またマンションに住むつもりだったけど、奥さんが一軒家派で。それならそれでいいかなと思ったけれど、住んでみて初めて、マンションとは相当違いがあるなって気付いたんですよね。
マンションだったら管理人さんがいたり、しっかりとしたセキュリティシステムがあって、安心感があるけれど、戸建てとなるとそうはいかない。それで、大家さんに相談して、雨戸を付けたり、玄関や門もリフォームしてセキュリティを強化したんです。それから、気密性や断熱性が低いから、温度の調整も難しい。そう考えるとやはりマンションは快適だなって実感しましたよね。
でも、慣れると一軒家も悪くない。解放感があるし、今では庭にレモンの木を植えたりして家庭菜園も楽しんでいます。

「一緒に住むこと」で、生活スタイルも考え方も変化

モト冬樹さんの写真3
現在の暮らしを語るモト冬樹さん

結婚をして生活も考え方もがらりと変わったと思います。これまでは、自宅に人を呼ぶってことはあり得なかったんですよ。部屋の中が汚れているっていうものあったけれど(笑)、家の中の物に触れられるのが嫌だったし、家に帰ったら自分だけの時間だと思っていたから。ただ、人の家に行ってくつろぐのは好きだったね(笑)。
でも、うちの奥さんは人を自宅に招くのが大好き。愛犬を通じてできた友達や料理教室で知り合った人がたくさんいて、俺が帰ると7∼8人家に集まっていることもしょっちゅう。それに、俺の友達夫婦や兄貴夫婦が遊びにくるようにもなったし、結婚前はこんな光景を想像したこともなかったけど、「ああ、こういう家もいいなぁ」って思うようになりましたよ。

何十年もひとり暮らしをしていたから、正直なところ、最初は人と住むことに違和感やストレスもあったけど、この人のために一年間まず頑張ろうって思って意識を変えたら、次第にこの暮らしが上手くまわりだしたんですよね。俺は、せっかちだし、短気だけど、“この人のため”って思えばそれが治るし、結果、自分のためにもなる。同じ家に「住む」ことで、相手はもちろんだけど自分の新しい一面にも気づくんだな、と感じる日々ですよ。

こぼれ話

モト冬樹さんの生誕60周年を記念して制作された映画、『こっぴどい猫』が公開中。
モトさんが演じるのは、『その無垢な猫』という代表作があり、寡作ながらも小説を発表してきた作家、高田則文。妻に先立たれてから一切小説を書いていない彼は、ある日、「妻がいる人とばかり付き合ってしまう」という女性、小夜と出会い、恋愛相談に乗ってほしいと頼まれる…。

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