2009(平成21)年に開業した南武線の中では最も新しい駅で、南武線にとっては約70年ぶりの新駅です。隣の駅である分倍河原駅と谷保駅の間は距離が長く、以前から駅の新設が切望されており、開業時はオープニングセレモニーが盛大に開かれました。駅が開業してからは周辺の開発が進められ、商業施設や住宅地が相次いで建設されています。駅の北側、国道20号線沿いには国指定の史跡「武蔵府中熊野神社古墳」があります。国内最大にして、全国で5例しかない「上円下方墳(じょうえんかほうふん)」で、当時の中央政権と密接な関係を持つ有力者の墓であったと考えられています。駅前にある「西府文化センター」は市民が地域活動に利用できる公共施設です。和室や会議室などの設備は、市内在住者なら一般利用料金の半額で利用できます。また、3階には「府中市立西府図書館」もあり、こちらも便利に利用することができます。
新しく新設された駅で、駅前はきれいに整備され、周辺には住宅地が広がっています。駅の南側には「NEC府中事業場」があり、従業員の利用も多くなっています。周辺には商業施設も点在しており、「サミットストア府中西原店」や「業務スーパーリカーキング府中本宿店」、ホームセンターの「おうちDEPO府中店」など、日々の生活に役立つお店が揃っています。
最寄の営業センター : 府中営業センター