新しい様式美を創り出すことを目指してデザインされた、「ザ・パークタワー東京サウス」のファサードデザインは、存在感・安定感・未来性を生み出すデザインとなっています。
採用されたのは、三層構成のフォルム。石積み調でどっしりとした重厚感のある基壇部、躍動感をイメージさせる中層部、そして大空へと溶け込むようなデザインながら、光り輝くグリーンのラインが印象的な上層部。
賑わう街路と繋がる基壇部は、4階以上の中層部と一線を画すため、3階の頂部にエッジを刻み、一つの独立した存在になっています。
基壇部から上層部へと繋げるための中層部は、コーナー部分はスタイリッシュさを出すためにベーシュ系のタイルを使用し、バルコニー部にはコーナー部よりもやや濃いベージュ系タイルを使用することで、主張しすぎることなく、存在感を出しています。
街のシンボルとなるクラウンを支える上層部は、屋根としての一体感を出すため、光の反射性に優れた二つの異なるタイルを交互に使用してストライプ状に輝くラインを創りだし、クラウンに繋がるリズム感を生み出しています。

間口が約6ｍとゆったり取られたパークエントランスは、堂々たる広がりで、迎賓の空間を創りだしています。車椅子やベビーカーなどを利用する際にも快適に利用できるよう、階段脇にはスロープも設置されています。自転車置場やメールコーナー専用のアプローチも用意され、歩く人との分離もされていて安全です。
パークエントランスから中へ入ると、緑と水の景色が美しいオーバルコートを大きな窓から一望できるロビー、「ガーデンホール」に続きます。2階まで吹き抜けているその空間には、陽光がたっぷりふりそそぎます。その奥には、団らんのスペースとして「ガーデンラウンジ」も用意されています。ここも、窓からはオーバルコートの緑を眺めることができ、くつろぎの歓談スペースになっています。

また地下のパーキングからのエントランスとして、車寄せのあるポーチエントランスもあります。雨の日も濡れずにご帰宅いただけるだけでなく、車寄せから地下１階のエレベーターホールまでは段差のないバリアフリーになっており、車椅子やベビーカーはもちろん、大きなお荷物を運ぶ時にも安全なアプローチとなっています。エントランス内には、車を待つ間も快適に過ごしていただけるよう、ベンチも設置されています。

「ザ・パークタワー東京サウス」をはじめとする一つの街、「オーバルコート大崎」の街の名称にもなっている中庭空間「オーバルコート」。印象的な楕円形（オーバル）に巡らされたコロネード（列柱）とトレリス（藤棚）が目を引くデザインは、おだやかな印象で安堵感を与えています。中央に配された花壇と噴水が緑と水の競演をもたらし、暮らす人のみならず、業務棟でのオフィスワーカーや地域の人の憩いの場となっています。

・…━━◆　都心の暮らしを謳歌する共用施設をご用意　◆━━…・

◆スカイラウンジ◆
28階に設けられた「スカイラウンジ」は、東京タワーをはじめ、レインボーブリッジなど都心を一望できるとっておきの空間です。住まう方がそれぞれの過ごし方を快適にできるように、ソファのあるコーナーやバルコニーを望むコーナー、ガラスの間仕切りがある独立したコーナーと異なる3つの空間が用意されています。その日の気分で居場所を決められ、訪れるたびに楽しみな空間です。また、天井高3.5mを活かしたハイサッシュから眺めることのできる、変わりゆく大都会の夜景を愉しむ空間としてもオススメです。

◆ガーデンスタジオ◆
2階には2つの部屋のガーデンスタジオをご用意しました。映画鑑賞やゲストを大勢招くときに、隣や近所に気兼ねすることなく愉しめるスペースになっています。大型ビデオプロジェクターが設置されているシアタールームと、キッチンやスロップシンクを備えたコミュニケーションルームの２タイプがあり、人数が多いときに2つ合わせて約100㎡の広さの空間をご利用できます。