駅の周辺は住宅街になっており、東口の駅前には小さな商店が軒を連ねているほか、「Aコープ入間店」や「ヤオコー入曽店」などのスーパーマーケットがあります。一方西口側には、埼玉県の名産品である「狭山茶」の茶畑が広がっており、のどかな風景が広がっています。駅の東側に少し行った場所にある「堀兼神社」は、小高い塚状の上に建てられた浅間神社で、日本武尊が東国平定の際、水がなく苦しむ住民を見て、井戸を掘らせたところ水を得ることができたため、浅間社を祭ったと伝えられています。境内にある旧跡「堀兼之井」は県指定文化財となっており、数々の歌人に歌を詠まれています。さらに江戸時代後期のものと推定される「随身門及び二神像」は、狭山市の市指定文化財になっています。元旦祭、春祭、夏祭(天王さま)、秋季大祭には、堀上囃子の奉納が行われています。
入曽駅周辺には茶畑が多くあります。また、「堀兼神社」などの歴史的建造物や、自然に囲まれた「堀兼・上赤坂公園」があり、西武新宿線沿線の中でも、特にのどかな街並みが広がっています。駅東口には、昔ながらの個人商店が並ぶほか、スーパーマーケットの「Aコープ入間店」や「ヤオコー入曽店」があり、日常の買い物に便利に利用することができます。
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