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不動産価格指数、戸建て住宅が横ばい

国交省調べ、マンションは63カ月続騰

　国土交通省はこのほど、「不動産価格指数」（5月分）をまとめた。住宅総合指数は、112.0で前年同月比＋2.0％の上昇。うち、マンション指数は139.3で同＋3.2％上昇し、63カ月連続で前年同月比プラスとなった。他の指数は、住宅地は101.3（前年同月比＋1.0％）、戸建て住宅は101.6（0.0％）となり、戸建て住宅指数は横ばいとなった。
　エリア別にみると、南関東圏は、住宅総合が116.3（＋4.5％）、住宅地が107.0（＋2.5％）、戸建て住宅が104.9（＋5.0％）、マンションが134.4（＋2.9％）とすべてプラス。京阪神圏も、住宅総合が114.7（＋5.2％）、住宅地が109.7（＋9.2％）、戸建て住宅が98.5（＋0.1％）、マンションが143.3（＋4.1％）とすべてプラスとなった。一方、名古屋圏は、住宅総合が104.1（△2.7％）、住宅地が102.2（＋2.1％）、戸建て住宅が96.2（△6.2％）、マンションが140.2（△0.5％）と住宅地を除き、他の指数はマイナスとなった。
　都道府県別にみると、東京都は住宅総合が126.8（＋7.5％）、住宅地が117.2（＋10.3％）、戸建て住宅が115.7（＋10.2％）、マンションが139.3（＋2.9％）とすべてプラス。大阪府は、住宅総合が117.0（＋6.4％）、住宅地が109.9（△3.5％）、戸建て住宅が100.9（＋6.3％）、マンションが143.0（＋4.2％）と住宅地を除きプラスだった。

（提供：日刊不動産経済通信）