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建設受注10月、不動産業発注4カ月続減

　国土交通省がまとめた10月の「建設工事受注動態統計調査報告」によると、受注高は前年同月比2.2％減の6兆7338億円と、3カ月ぶりに減少した。元請受注高4兆4656億円のうち、民間等からは同4.1％減の3兆1191億円となった。
　工事種類別では、建築・建築設備工事の受注高は同4.5％減の2兆6785億円だった。うち、1件5億円以上の民間からの建築・建築設備工事受注額は同9.8％減の6310億円。これらを発注者別にみると、最も多かったのは不動産業からで1946億円だが、同18.8％減と4カ月連続で減少した。そのほか、サービス業からが同8.5％増の1365億円、製造業からが同4.6％減の1311億円と続いた。製造業は16カ月ぶりの減少。工事種類別では、住宅が同7.9％減の1496億円と最も多く、次いで工場・発電所が同24.9％減の964億円、教育・研究・文化施設が同428.1％増の642億円、倉庫・流通施設が同131.5％増の626億円、事務所が同54.3％減の561億円など。

（提供：日刊不動産経済通信）