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三幸、都心空室率9カ月連続で1％割れ

　三幸エステートが13日に公表した2月の大規模オフィスビル（1フロア200坪以上）の空室率は、東京都心5区で0.60％と前月よりも0.06ポイント下がった。空室率が1％を下回るのは9カ月連続。坪当たりの募集賃料は前月比81円増の2万9637円と5カ月連続で上昇した。築年数が経過したビルにも賃料引き上げの動きが出るなど供給不足が続いている。
　都心5区の築1年に満たない大規模ビルの空室率は3.25％と、12カ月連続で5％を割った。同社は都心の新築ビルの大部分が竣工時点でほぼ満室になっていると指摘する。全国六大都市の空室率は、東京23区0.8％（0.1ポイント減）、札幌市1.9％（増減なし）、仙台市3.9％（0.1ポイント増）、名古屋市2.2％（0.1ポイント減）、大阪市1.7％（増減なし）、福岡市1.4％（増減なし）。

（提供：日刊不動産経済通信）