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アットホーム、定期借家成約数が微減

　アットホームがまとめた18年度（18年4月～19年3月）の首都圏定期借家物件（居住用賃貸）の成約動向によると、定期借家成約件数は前年度比0.9％減の6529件だった。物件種類別では、マンションとアパートは減少したが、一戸建ては微増ながら4年ぶりに前年度比でプラスとなった。
　内訳は、マンションが3876件（前年度比0.1％減）、アパートが1969件（2.7％減）、一戸建てが684件（0.4％増）となっている。全居住用賃貸物件に占める定期借家物件の割合は、前年度より0.1ポイント上昇の3.0％。このうち、一戸建てが最も高く、11.4％（0.6ポイント上昇）。マンションは2.9％（0.1ポイント上昇）、アパートは2.5％（0.1ポイント上昇）だった。定期借家物件の平均賃料をみると、マンションと一戸建ては普通借家より高く、とくに東京23区のマンションでは普通借家を4万円近く上回った。首都圏マンションでの定期借家物件の平均賃料は11.33万円（3.2％減）、アパートは6.24万円（2.0％減）、一戸建ては13.37万円（2.8％増）。

（提供：日刊不動産経済通信）