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ＪＬＬ、東京の空室率3カ月連続1％

　ジョーンズラングラサール（ＪＬＬ）が集計した「東京Ａグレードオフィス空室率・賃料」（5月末時点）によると、中心5区（千代田、中央、港、新宿、渋谷）の空室率は前月比横ばい、前年同月比2.2ポイント減の1.0％となった。3月末から3カ月連続で1.0％をマークした。坪当たりの月額賃料は前月比0.5％増、前年同期比5.5％増の3万9174円。空室は大手町・丸の内などで増えた一方、日本橋や京橋などで減少した。賃料は全地区で上昇した。
　18年10月以降、空室率は0.9～1.0％を保っている。今年1年に5区で41万4000㎡の供給が見込まれている。Ａグレードオフィスでは5月に「モメント汐留」（港区）を製造業のセンクシアが賃借した。

（提供：日刊不動産経済通信）