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ＪＬＬ、東京Ａ級オフィス賃料約6％増

　ジョーンズラングラサール（ＪＬＬ）は19年第2四半期の「東京Ａ、Ｂグレードオフィス空室率・賃料」（8日時点）をまとめた。旺盛な需要を反映し、延床面積3万㎡などの条件を満たす大型ビル（Ａグレード）の空室率は前期比0.2ポイント減、前年比1.2ポイント減の0.8％といずれも低下。坪当たりの月額賃料は前期比1.4％増、前年比5.8％増の3万9262円と上昇した。賃料が前期を上回るのは29四半期連続。空室率は渋谷や新宿などで特に下がり、賃料は大手町・丸の内などで上昇が顕著だった。
　延床面積5000㎡以上などのＢグレードオフィスも引き合いが強い。空室率は0.3％（前期比0.1ポイント減、前年比0.6ポイント減）と5四半期連続で1％を割った。賃料は2万4696円（同0.5％増、同6.7％増）と26四半期連続で上がった。ＪＬＬは渋谷や新宿、品川などが上昇を牽引したとしている。

（提供：日刊不動産経済通信）