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店舗訪問数と物件見学数が過去最少に
リクルート、18年度賃貸契約者動向
リクルート住まいカンパニーは、18年度の賃貸契約者動向調査の結果をまとめた。首都圏調査では、不動産会社店舗への訪問数は平均1.5店舗と過去最少となり、長期的な減少傾向が続いている。部屋探しの際の物件見学数も平均2.8件と過去最少。設備に対する満足度では「24時間出せるゴミ置き場」が1位だった。
店舗訪問数では、「ひとり暮らしの男性社会人」世帯が1.2店舗と各属性の中で最も少なく、過去最少だった。「ひとり暮らしの女性社会人」は1.6店舗。同じく、物件見学数でも「ひとり暮らしの男性社会人」が2.3件と過去最少で、前年調査時より0.5件減少した。「ひとり暮らしの女性社会人」は3.0件だった。部屋探しで最も決め手となったのは「家賃」だったが、最も影響与えた(決め手になる人が多く、妥協する人が少ない)のは、「路線・駅やエリア」で、最もあきらめた人が多かったのは「築年数」となっている。
ひとり暮らしが今後住み替えたい間取りと仕様の優先順位では、「居室の広さ」が「トイレ独立」より高く、「バスタブあり」が「トイレ独立」より低かった。ひとり暮らしの学生では、「6畳(+バストイレ一緒)」の部屋を必ず選びたいという人より、「3畳ロフト付き(+バストイレ別)」の超狭小部屋の方を必ず選びたいという人の方が多い傾向だった。
このほか全国調査では、10歳代・20歳代は「今回契約した賃貸物件」よりも「実家」の方が満足度が高かった。また、IT重説の認知度は全体の約3割で、利用率は3.1%にとどまった。
(提供:日刊不動産経済通信)
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