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首都圏中古Ｍ成約価格、5月連続プラス

　アットホームがまとめた9月の「首都圏の新築戸建て・中古マンション価格」によると、中古マンションの平均成約価格は前年同月比1.4％上昇の2697万円となり、5カ月連続で前年同月を上回った。前月比では2.4％の下落。同社の全国不動産情報ネットワークに登録された物件の売買成約状況をまとめた。
　東京23区は前年同月比14.4％上昇の3820万円と大幅にアップし、4カ月連続で前年同月を上回った。上昇幅も3カ月連続で拡大中。築年数の若返りなどにより前月比でも3.2％の上昇となった。首都圏全体で前月比が下落したのは、神奈川県で3000万円以上の物件割合が低下したことや、都下で面積の減少や築年数の増加があったことが要因。各エリアの平均成約価格は都下が2481万円（前年同月比10.7％減）、神奈川県が2232万円（9.7％減）、埼玉県が2173万円（15.5％増）、千葉県が1586万円（18.7％減）。一方、新築戸建ての平均成約価格は前年同月比0.9％上昇の3586万円で、4カ月連続で前年同月を上回った。

（提供：日刊不動産経済通信）