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国際不動産価格、上昇率トップは大阪

　日本不動産研究所は、「国際不動産価格賃料指数」の調査結果をまとめた。オフィス価格、マンション価格ともに変動率（上昇率）1位は大阪となった。
　変動率は今年4月から10月までのもの。オフィスの価格変動率1位の大阪は8.1％の大幅な上昇となった。大阪は旺盛な賃貸需要に対して供給が追い付いていないことが要因。東京の価格変動率は4.4％の上昇で2位。次いでシンガポール（3.1％上昇）、ソウル（3.0％上昇）、バンコク（2.9％上昇）の順だった。一方、ロンドン（1.2％低下）、ジャカルタ（0.8％低下）などは低下した。マンション価格の変動率は1位の大阪が3.3％の上昇。高額物件を中心に国内外の富裕層による取引が価格上昇を牽引した。次いでホーチミン（2.9％上昇）、北京（0.6％上昇）、バンコク（0.5％上昇）、東京（0.3％上昇）と続いた。低下したのはロンドン（1.8％低下）、香港（1.6％低下）、ニューヨーク（1.1％低下）などだった。

（提供：日刊不動産経済通信）