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ウェブで絞込み、訪問不動産会社は1社

アットホーム、住宅購入プロセスを調査

　アットホームは、「住宅購入のプロセス＆マインド」調査の2020年版をこのほど発表した。住宅購入にあたり訪問した不動産会社数は、新築マンション、中古マンション、新築一戸建て、中古一戸建ての全ての住宅タイプで「1社」が25％以上となり、オンラインでの物件の絞り込みが加速しているとした。
　調査は過去2年以内に自己居住用の住宅を購入した全国の21～49歳の男女を対象に今年7月に実施。回答数は1200人。住宅購入の際にインターネットで見た物件数は新築Ｍ、中古Ｍ、中古一戸建ては「6～10件」が最多で、新築一戸建ては「0件」が最も多かった。平均はそれぞれ新築Ｍ11.9件、中古Ｍ27.3件、新築一戸建て23.9％、中古一戸建てが37.3件。問い合わせをした不動産会社数は、新築Ｍ（平均3.3社）と中古Ｍ（3.4社）、新築一戸建て（3.0社）で「2社」、中古一戸建て（2.8社）で「1社」が最多となった。訪問不動産会社数の平均は新築Ｍが3.0社、中古Ｍが2.6社、新築一戸建てが2.5社、中古一戸建てが2.3社。
　購入住宅について、新築Ｍの平均購入価格は4186万円で、頭金は803万円、月額のローン返済額は9.1万円、管理費は2.1万円、修繕費は1.6万円だった。中古Ｍでは購入価格が3368万円、頭金が707万円、ローン返済額が8.8万円、管理費が2.3万円、修繕費が2.3万円。購入価格はこのほか、新築一戸建てが3699万円、中古一戸建てが2494万円だった。最初から最後まで重視した仕様や設備では、新築Ｍで「宅配ロッカー」、中古Ｍで「追い炊き機能付きバス」が最多だった。

（提供：日刊不動産経済通信）