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不動産価格ＤＩ、3期連続で全種別改善

全宅連調べ、関東は土地や中古Ｍで上昇

　全国宅地建物取引業協会連合会の不動産総合研究所は、「第20回不動産市況ＤＩ調査」の結果を公表した。1月1日時点の不動産価格動向の実感値は下落傾向ではあるが、土地、中古戸建て、中古マンション、新築戸建て、新築マンションの全種別で3期連続で改善した。
　全国の全宅連モニターへ不動産価格や取引の動向について、3カ月前との比較で大きく上昇・やや上昇・横ばい・やや下落・大きく下落の5段階で調査したもの。調査期間は1月8～21日。有効回答数は296名。土地価格は全国で△2.7ポイント（以下ポイントを省略）となり、昨年4月時点の△16.8、7月時点の△12.4、10月時点の△8.2と、3期連続で改善した。そのほかは、中古戸建てが△9.3（4月が△23.2、7月が△16.7、10月が△11.2）、中古マンションが△5.8（△27.9、△17.1、△11.4）、新築戸建てが△3.0（△27.1、△16.1、△7.5）、新築マンションが△4.9（△21.1、△12.8、△9.7）、居住用賃貸の賃料が△11.4（△16.8、△13.7、△13.4）、事業用賃貸の賃料が△28.9（△28.1、△32.2、△35.5）となった。
　関東では土地が3.0（△23.3、△16.2、△4.2）、中古戸建てが△2.4（△32.5、△22.1、△11.9）、中古マンションが0.6（△33.3、△24.1、△9.2）、新築戸建てが2.3（△38.0、△21.3、△6.0）、新築マンションが△5.5（△26.8、△16.3、△10.1）、居住用賃料が△8.3（△15.2、△15.9、△13.0）、事業用賃料が△30.6（△33.8、△37.9、△33.7）など。

（提供：日刊不動産経済通信）