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既存住宅販売量指数、前月比約7％上昇

　国土交通省は、2010年の平均を100とした場合の不動産価格指数（住宅＝21年4月分、商業用不動産＝21年第1四半期分の各速報値）をまとめた。住宅総合の季節調整値は、前月比0.7％増の118.0。住宅地は101.7（前月比0.9％増）、戸建て住宅は103.6（0.3％減）、マンション（区分所有）は161.3（1.2％増）。商業用不動産の全国総合は122.8（前期比0.8％増）、店舗は134.1（1.8％減）、オフィスは147.1（3.1％増）、マンション.アパート（一棟）は140.0（0.6％増）。
　登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」（21年4月分、季節調整値）の合計は、118.7（前月比6.9％増）だった。投資用に多い30㎡未満を除くと112.5（7.0％増）。戸建ては115.1（4.1％増）、マンションは121.2（9.3％増）で、30㎡未満を除くと108.3（10.3％増）。

（提供：日刊不動産経済通信）