不動産ニュース

不動産価格指数、住宅総合0.3％増

　国土交通省は、2010年の平均を100とした場合の「不動産価格指数」（住宅＝21年10月分、商業用不動産＝21年第3四半期分の各速報値）をまとめました。全国の住宅総合は前月比0.3％増の123.0で、住宅地は104.2（前月比0.1％減）、戸建ては108.7（0.3％増）、区分所有マンションは165.9（1.8％減）でした。商業用不動産の全国総合は125.5（前期比1.6％増）で、店舗144.0（0.2％減）、オフィス146.7（4.7％増）、マンション.アパート143.6（0.1％減）とでした。
　登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」（21年10月分、季節調整値）の合計は107.3（前月比0.04％減）となり、投資用に多い30㎡未満を除くと100.8（0.6％減）です。戸建ては106.7（0.8％減）、マンションは106.1（0.8％減）で、30㎡未満を除くと91.5（2.2％減）となります。

（提供：日刊不動産経済通信）