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首都圏既存マンション、1平米単価が53ヵ月連続上昇

　（公財）東日本不動産流通機構は10日、2024年9月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

　同月の首都圏中古（既存）マンション成約件数は3,047件（前年同月比4.5％減）となり、3ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では東京都1,545件（同12.3％減）、埼玉県325件（同4.1％減）、千葉県421件（同19.9％増）、神奈川県756件（同2.2％増）。神奈川県は全体では増加したものの、横浜・川崎エリアで減少。東京都は都区部・多摩地域ともに2ケタ減となった。

　1平方メートル当たりの平均成約単価は75万8,600円（同4.7％上昇）と上昇し、20年5月から53ヵ月連続で前年同月を上回っている。1戸当たりの成約価格は4,861万円（同5.3％上昇）と上昇した。平均専有面積は64.09平方メートル（同0.5％増）。
　新規登録件数は1万6,195件と、7ヵ月連続で前年同月を下回った。在庫件数は4万5,403件（同1,9％減）と5ヵ月連続で前年同月を下回っている。

　既存戸建ての成約件数は1,281件（同16.6％増）と、4ヵ月連続増。平均成約価格は4,061万円（同3.5％上昇）となり、連続上昇は8ヵ月となった。

（提供：不動産流通研究所「R.E.port」（https://www.re-port.net/））