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空き家所有者のうち24％はトラブル経験

　ジェクトワンは、日本全国で空き家を個人で所有している30～74歳の男女350人を対象に、7月9～10日の期間で空き家に関するトラブルやリスクのインターネット調査の結果をまとめた。空き家でトラブルの経験を尋ねたところ「ある」は23.7％だった。

　空き家の手入れする頻度は、「月に複数回」が27.1％、「月に1回程度」が32.2％と全体の約6割は定期的に手入れを行っていたが、月に1回未満も40.6％に達した。空き家で経験したトラブルの内容を聞くと「雑草・庭木・植栽」は26.5％で最多。「不法侵入・空き巣・治安面」は16.9％、「建物・設備の破損」が16.8％だった。空き家に感じるリスクなどについて、実際に困っていることで最も多く挙がったのは「固定資産税がかかり続ける」の32.9％だった。「管理の手間」の19.7％、「管理維持費用」の18.6％、「解体費用・リフォーム費用」の17.7％が上位に並んだ。調査では、空き家所有者全体の8割以上が困りごとを経験していることから、空き家は所有しているだけで負担があるとみている。

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（提供：日刊不動産経済通信）