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4レインズ動向、中古マンション価格は1割上昇

　不動産流通推進センターは、10月に全国の指定流通機構（レインズシステム）まで売買の成約報告があった既存住宅のデータをまとめた。中古マンションは成約価格が4,180万円（前年同月比11.08％増）、成約㎡単価が64.83万円（12.63％増）と1割超の上昇だった。成約件数は7,794件（30.95％増）。中古戸建ては、成約価格が2,578万円（1.26％増）、成約件数が5,523件（41.33％増）。

　中古マンションの成約価格をエリア別にみると、首都圏の5,352万円（11.99％増）や九州・沖縄の2,645万円（10.21％増）など3エリアで2ケタ上昇した。加えて、近畿圏の3,184万円（4.15％増）を含む5エリアは前年を上回った。一方で、中部圏の2,307万円（10.16％減）と中国の2,365万円（8.51％減）は前年割れ。成約件数は、全国10エリアすべてで前年を上回った。

　中古戸建てのエリア別の動向は、首都圏の3,818万円（1.85％減）をはじめ全国7エリアで下落傾向。成約件数は、四国を除く9エリアで増加した。

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（提供：日刊不動産経済通信）