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三井住友信託銀行、住宅ローンの実態に地域差
―36年以上の超長期ローン、地方で14%―
三井住友信託銀行の「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」は、26年の住宅ローン利用者の動向調査に関するメディア向け勉強会を8日に開催した。過去5年以内の住宅ローン利用者は、首都圏、近畿圏、中京圏、その他の地方圏いずれも住宅購入年齢の中央値が37.2~38.8歳でエリアによる違いは小さかった。ペアローン率は首都圏の「25.6%」、その他の「22.6%」、近畿圏の「21.0%」は20%超。借入期間は三大都市圏で「35年」が過半数だが、その他は「35年」が42.6%。「36年以上」は14.2%と首都圏(5.4%)の2.6倍の割合で、地域差が目立った。
変動金利と固定金利の選択は、「変動金利」が首都圏の84.6%と中京圏の82.7%は大多数を占めた。近畿圏は75.7%、その他の地方圏は66.4%。特に、その他では「固定金利」の割合が30.7%と3割を上回った。借入額は、首都圏で「5,000万円以上」が26.4%と全国で最多。その他では「5,000万円以上」が5.1%にとどまり、住宅価格に連動した傾向がみられた。頭金は「ゼロ(頭金なし)」から「1割くらい」がどのエリアでも過半数だった。
調査では、過去数十年で返済期間は長期化しているという。中でも、23年以降は「30年超~35年以内」の割合が減り「35年超」が増加傾向。月々の負担額抑制や、ローン返済と同時に資産形成への配慮を行う動きもあるとみている。また、住宅購入者の世帯年収中央値は、その他の「627.9万円」から首都圏の「804.7万円」まで違いがあった。ただ、年収倍率はどの地域も、建売住宅で「4.9~5.4倍」、土地付き注文住宅で「7.1~7.2倍」、マンションで「6.9~8.2倍」と比較的近い水準だった。
本記事の無断転載を禁ずる。
(提供:日刊不動産経済通信)
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