子育てしていると忙しくて、時間が足りなくないという話をよく聞きます。時間がかかるし、子どもがいると、遠出するのは大変です。近くでお買い物できたり、子どもを遊ばせられたりできるスペースがあると便利ですよね。さらに、子どもがのびのびと育ってくれるよう、都会でも緑豊かな方が、環境としては好ましいです。
またこれから開発されていく地域も注目です。いまは発展途中の街も、今後整備されて、便利で住みよい街になっていく可能性があるのです。
子連れでお出かけして困るのが、オムツ換えや授乳スペースがないことです。また買い物している間、遊んで待っていてもらえるプレイスペースなどがあると助かりますよね。
百貨店や総合スーパーなどは、ほとんどのところでオムツ換えや授乳スペースがあり、プレイスペースのあるところも少なくありません。1箇所に様々な商品やお店が集まっているので、まとめて買い物ができるという点も大変便利です。
表13は、関東、関西、東海エリアの百貨店・総合スーパーの数のトップ5です。やはり県庁所在地や政令指定都市などの、人口の多い地域に集中しているようです。
現在成長中の街として、平成18年度から3年間で10店舗以上増加したという条件でみると、さいたま市、大阪市、神戸市、岡山市、福岡市、鹿児島市が増加した街になります。
雨が降ると子どもが公園で遊べないですよね。そこで、雨が降った時は児童館や図書館の児童書コーナーなどに行くお母さんが多いようです。図書館や児童館では、読み聞かせやみんなでカラダを動かすイベントなどを無料で開催しているので、近くにあるといいですね。
表14が、関東、関西、東海エリアの図書館数の多い街トップ5になります。人口の多いところが上位に入っている場合が多いですが、ちらほらとそうでもない街がランクインしているところが面白いです。
さらに表15が政令指定都市、中核市(注2)、東京23区内で、児童館の多い街TOP10になります。一部まったく児童館がない地域もありますが、公民館に類似したコミュニティセンターや近隣センターなどが似たような機能を担っていることが多いです。
注2:中核市とは法定人口が30万人以上で、地方自治法の政令による指定を受けた市
お天気の日なら、子どもを遊ばせるのに公園があるといいですね。広くてのびのびと遊べるところなら、なお良いのではないでしょうか。
表16は、関東、関西、東海エリアの人口1人当たりの都市公園面積の広い街トップ5になります。人口が多いほど需要も多くなりますので、都市公園数、都市公園面積は広くなる傾向があります。ですので、ここでも、1人ひとりに対する面積が広く取られている街を探すべく、1人当たりの都市公園面積でランキングしてあります。
ランキングした街をみると、富津市には富津公園、千代田区には皇居、加東市には播磨中央公園、三田市には有馬富士公園、熱海市には姫の沢公園、袋井市には小笠山総合運動公園と、上位ランクイン多くには、100ha前後の大きな公園が存在するようです。
高崎市などでは100ha以上の広大な観音山公園の基本計画を策定しており、今後さらに都市公園面積が広がると見られています。
また、自然保護に取り組んでいる街もあります。表17はその一例です。特に都市化が進む首都圏で多いようですが、それぞれ住民と一丸となって、街のシンボル的なエリアや街の緑化を進めています。
緑が多く美しい風景が広がることも魅力ですが、地域住民が自然保護に参加したり、自然公園が整備され、森林浴やイベントを楽しんだりできる施設もあるようで、お出かけスポットとしても魅力的かと思われます。
これから開発される新たな街も注目です。複合商業施設が建てられて便利になったり、エリア内のマンションに引っ越せば、すぐに買い物にいけたりと、忙しい子育て世代には非常に便利でしょう。
表18に、これから開発される新しい街をまとめました。最近は、マンションなどの住宅機能と商業施設、ホテル、公共施設などが1つのエリアに併設される傾向があるようです。また建物も高層化しつつあり、タワーマンションや超高層ビルが建設されることが多いです。
(データ提供)行政サービス比較検索サイト【生活ガイド.com】
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※このデータは2011年11月現在のものです。 | [本コンテンツの内容について] [住友不動産販売TOPへ] |