神奈川新町 （ かながわしんまち ）

東海道の「神奈川宿」に由来する神奈川新町駅。駅前には、神奈川区のルーツを楽しく訪ね歩くことができるようにした歴史の散歩道「神奈川宿歴史の道」があります。周辺には開国当時、外国の領事館に利用された寺院も多くあります。「神奈川通東公園」は、かつて「長延寺」があった場所として知られています。開港当時は、オランダ領事館が置かれていました。区画整理のために移転し、現在は横浜市緑区三保町にあり、現在公園の片隅には「オランダ領事館跡」を示す碑が残っています。駅の東側にある「浦島町」は、「浦島太郎伝説」ゆかりの地として有名です。近くにある「蓮法寺」がその墓とされる「浦島太郎」の供養塔や亀塚の碑が現在も残されています。そんな伝説にちなみ、神奈川区には亀のマスコットキャラクター「かめ太郎」がおり、街の広報に一役かっています。