住まいの売却成功談 第13回

息子さんご夫婦が新築マンションを購入された際、Y.M.さんも同じマンションへの住み替えを希望され、Y.M.さんのご自宅がある土地の売却のお手伝いをさせていただきました。初めてのマンション暮らしとのことですが、住み心地はいかがですか。

そうでしたね。こちらのマンションは住友不動産販売が販売代理をしており、息子さんの購入のお手伝いをさせていただいた販売担当者からの紹介でお会いしました。
Y.M.さんの以前のお住まいもそうですが、マンションが建つエリアは福岡市内でも開発が進み、地価が上昇している人気のエリアです。その人気エリアの残り2部屋しかない新築マンションへの住み替えがご希望でした。まずは、お住まいがあった土地を売却し、その資金でマンションを購入するのがベストだということ、かつ、1日でも早くマンションの仮契約をするために売却を急がなければならないことをY.M.さんにお伝えしました。
そして、今回のケースはマンションが売れてしまったら住み替えの目的が達成できないため、Y.M.さんが希望される売却価格を誠心誠意目指しますが、スピードを最優先させてくださいとお話ししました。

そう言っていただけると、嬉しいです。信頼してお任せいただいたのと、息子さんの奥様であるKさんが窓口になって細やかにご対応いただいたのも、今回進めるにあたり大きな力になりました。
Y.M.さんの土地は、約100坪という広さの物件でした。また、住み替え先は新築物件ですので、売却開始は2017年11月でしたが、契約上、翌年3月までには土地の売却に加え、マンションへの住み替えも完了しなければなりません。Y.M.さんご夫婦へのご負担をなくすためにも、仮住まいなしのスムーズな住み替えと余裕を持った引き渡しを実現させたいという思いもありました。早期の売却に対応できるだけでなく、そうした条件に対して融通がきくのは個人のお客様より不動産会社だと判断し、不動産会社中心の営業活動をご提案させていただきました。
そこから地元の不動産会社や取引経験のあるハウスメーカーなど、30社ほどあたりました。半数は現地に足を運んでもらい、金額を提示するところまでいきましたが、建売住宅を建築するには土地面積がやや小さいなど折り合いがつかず、なかなかその先に進めませんでした。売却活動を始めた最初の何日かは、いいご連絡ができない日が続きました。

もちろん常に代替案は準備していましたが、息子さん夫婦と同じマンションに住みたいというY.M.さんの思いが叶えられるよう、土地の紹介活動を続けました。10社続けていいお返事がもらえず心が折れそうになる瞬間もありましたが（笑）、粘り強く営業し、2週間後、長年お付き合いのある地元の不動産会社とお話がまとまりました。
過去に取引経験があり、信頼いただいている不動産会社でしたので、決済や土地の引き渡しのタイミングについてもこちらの要望を受け入れてくださりました。想定していたベストな形での住み替えが実現できました。

今回は2週間という短期間でのスピード売却でしたので、だからこそ一つ一つを丁寧かつ慎重に進めていくことを心がけていました。また、Y.M.さんには住友不動産販売が実施している無料税務相談会も紹介させていただきました。買換え特例や控除など、売ったものの税金面でお困りになることのないように、税金のプロからご説明させていただきました。

Y.M.さんに限らず、所得税や相続税、贈与税など、不動産売買における税金面での不安をお持ちの方は多いです。不動産を売って終わりではなく、その後も安心してお住まいいただけるようアフターケアもしっかりさせていただきます。ぜひ、無料税務相談会といったサービスをご活用ください。