大阪市は、近畿地方の行政・経済・文化・交通の中心都市であり、大阪都市圏および京阪神大都市圏が形成される大都市です。江戸八百八町に対して浪華八百八橋といわれるように、大阪は水の都として知られ、独特の文化や芸術に彩られてきた魅力あふれる街です。2010年、アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーにより、都市の総合的なグローバル度では世界第47位に選ばれました。日本では東京に次いで第2位です。

室町時代には海外交易の拠点として栄え、活気ある「自治都市」を形成していた堺。千利休により茶の湯文化なども開花した華やかな街です。2006年には政令指定都市に移行し、人口・面積とも大阪市に続くナンバー2の存在感を放っています。難波や梅田へのアクセスも良く、住宅地としても良好な環境。市の西部（堺区・西区）は平坦で、古くからの工業地や商業地が多く市街化が進んでいます。

大阪市に隣接し、起伏に富んだ丘陵地帯は、最良の住宅地として古くから注目されてきました。阪急電鉄、北大阪急行などの鉄道に加え、名神高速や中国自動車道、新御堂筋、阪神高速道路などの幹線道路が整備され、大阪国際空港も擁する交通の利便性の良い街です。高級邸宅地が広がる曽根や緑豊かな岡町は幅広い年齢層に好評で、永住の地としてふさわしい地域と言えます。

1960年代に日本初の巨大な公団住宅群の千里ニュータウンが建設されました。緑豊かな住環境は、京阪間のベッドタウンとして、現在でも人気の高いエリアです。歴史や伝統のある古い街並みを残した旧市街地、そして商業・業務機能が集まる江坂地域など、住宅地と商業地、そして緑がバランスよく調和しています。大阪市都心部へ10キロ圏と交通も至便。また市内には大学・研究機関や先端医療施設を数多く擁し、学術・研究の環境も充実しています。

西に淀川、東には生駒山系の山々を望む枚方市。江戸時代は京街道の宿場町として賑わい、淀川の船運三十石船の寄港地として栄えました。現在でも当時の面影を残している街並みがあります。大阪市と京都市のほぼ中間に位置し、大阪中心部までは特急で約20分と交通アクセスの良い街です。閑静な住宅街が多く、人口は約40万人。京阪間のベッドタウンとして現在も発展し続けています。