神戸市は大阪湾に面し、兵庫県の南部に位置する県庁所在地です。六甲の山々と陽光に輝く青い海、起伏のある変化に富んだ地形という恵まれた自然の中で、古くは日宋貿易の時代からアジアへの窓口の役割を果たしてきました。同じ港町であるヨコハマと似ているようで、やはり神戸には独特のエキゾチックな横顔があります。神戸市と淡路市を結ぶ世界最長を誇る吊り橋・明石海峡大橋も有名です。

宝塚市は、兵庫県南東部に位置し、市域は南北に細長く、住宅地が広がる南部市街地と、豊かな自然に囲まれた北部農村地域に分かれています。「歌劇と温泉のまち」として知られ都会の便利さと六甲山に囲まれた豊かな自然、ヨーロッパ調の美しい街並みとが見事にマッチして理想の環境を作り上げています。市街地から大阪や神戸の中心部へは、いずれも電車で30分ほど。年間を通して多くの観光客が訪れます。

大阪と神戸とに挟まれ、時代の移り変わりとともに港町、城下町、工業都市と変遷・発展してきた尼崎市。阪神なんば線の開通によって大阪のキタやミナミ、また神戸へのアクセスがますます便利になりました。近松文左衛門ゆかりの地としても有名で、墓所のある広済寺や近松公園周辺は「近松の里」と呼ばれ、市民の憩いの場となっています。

芦屋市は「東の田園調布・西の芦屋」と言われるほど、昔から有数の高級住宅街として全国に名を馳せています。北に緑ゆたかな六甲の山並み、南にはおだやかな大阪湾を望む絶好のロケーションにありながら、阪神芦屋駅、ＪＲ東海道線芦屋駅、阪急芦屋川駅がいずれも徒歩5分くらいの距離にあるので、どの路線を使うにも便利。梅田、大阪までは20分程度で行かれるというアクセスの良さが魅力です。

ランキングの人気が県のほぼ南東、神戸市の周辺に集中する中で、少し離れた南西部に位置し、マンション編にも土地・一戸建編にも入っている姫路市。広大な播磨平野の中心にある播磨の中核都市で、播磨地方の政治・経済・文化の中心地として栄えてきました。世界遺産・国宝姫路城など数多くの歴史的資源をはじめ、市内の各地域に伝わる祭り、地場産業など個性あふれる多彩な地域資源が今も息づいています。