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2019年12月12日

住団連の3Q業況調査、落ち込みが継続

 住宅生産団体連合会がこのほどまとめた19年度第3回「住宅業況調査報告」によると、19年7~9月期の受注実績指数は4~6月期の予想(受注戸数+9ポイント、受注金額+1ポイント)に対して、受注棟数+2ポイント、受注金額+2ポイントと低調で、反動減による落ち込みが継続する結果となった。地域別の棟数指数は中部が+11ポイント、北海道が+9ポイント、東北が+5ポイント、関東が+2ポイントとかろうじてプラス、九州は0ポイント、中国・四国が△2ポイント、近畿が△10ポイントと全国的に低調だった。
 10~12月期の見通しは7~9月期の実績に対し、受注棟数△5ポイント、金額△1ポイントと反動減の継続を予想する。地域別の棟数見通しでは東北、関東、中国・四国、近畿では若干の回復か横ばいが予想されるも、九州は△13ポイント、北海道も△16ポイント、中部は△19ポイントと更に悪化する見通し。見学会・イベント等の来場者数などから分析する顧客動向の7~9月期実績は、4~6月期比で「増加」が2ポイント減の10%、「減少」が6ポイント減の46%となった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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