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三大都市圏新築中古一戸建て市場動向(2021年5月)
 
 

中古一戸建て市場動向

【5月の地域別・中古一戸建て価格】
  5月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+0.5%の3,261万円と4ヵ月連続で上昇しました。都県別に見ると東京都は-1.2%の5,177万円と4ヵ月ぶりに反転下落しました。神奈川県は+5.0%の3,389万円と3ヵ月ぶりに反転上昇しました。千葉県は+0.1%の2,415万円と4ヵ月連続上昇。埼玉県は+1.9%の2,492万円と反転上昇しました。価格は東京都が下落に転じましたが、その他の3県はいずれも上昇し好調を維持しています。

近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比±0.0%の2,538万円と横ばいとなりました。主要府県では大阪府は-4.4%の2,694万円と2ヵ月連続下落しました。兵庫県は+3.8%の2,557万円と2ヵ月連続上昇しました。京都府は+10.3%の3,431万円と大きく反転上昇しました。近畿圏全体では、大阪府では弱含みましたが、兵庫県と京都府はともに上昇し価格は強含みに転じています。全体的には中古流通戸数は減少し、価格が上昇する傾向となっています。

愛知県の平均価格は-0.5%の2,836万円と4ヵ月ぶりに反転下落しました。中部圏(4県)全体では-3.3%の2,312万円と反転下落しました。

福岡県の平均価格は+2.4%の2,304万円と2ヵ月連続上昇し、好調を維持しました。前年同月比は+12.2%と大きくプラスに振れています。




【5月の主要都市別・中古一戸建て価格】
  東京23区は前月比-8.4%の7,994万円と4ヵ月ぶりに反転下落しました。都下は+0.9%の3,736万円と4ヵ月連続で上昇しました。横浜市は+3.9%の3,922万円と2ヵ月連続上昇しました。川崎市は-20.0%の3,940万円と前月比1,000万円近く大きく反転下落しました。相模原市は +11.6%の2,907万円と反転上昇しました。千葉市は-6.1%の2,317万円と3ヵ月連続下落しました。さいたま市は+5.6%の3,723万円と3ヵ月連続上昇しました。
首都圏の主要都市では、東京23区と川崎市、千葉市で大きく下落。都下、横浜市、相模原市、さいたま市は上昇しました。
大阪市は-24.0%の3,388万円と2ヵ月連続で大きく下落しました。堺市は-12.1%の2,788万円と大きく反転下落しました。神戸市では+7.7%の2,699万円と反転上昇。京都市は+11.4%の5,039万円と反転上昇しました。
近畿圏主要市は大阪市と堺市は大きく下落し、全体的に下落傾向と見られます。
名古屋市は-4.0%の3,877万円と反転下落しました。前年同月比では+1.8%とプラスを維持しました。
福岡市は+24.5%の4,248万円と大きく反転上昇しました。大濠公園で3億円超の売住戸が出たため、2014年4月の調査開始以降初の4,000万円台となりました。


※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築一戸建て市場動向

【5月の地域別・新築一戸建て価格】
  5月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.2%の3,673万円と2ヵ月連続下落しました。東京都は-2.6%の4,479万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。神奈川県は-0.1%の3,915万円と2ヵ月連続下落しました。千葉県は+0.1%の3,189万円と反転上昇しました。埼玉県は-1.8%の3,281万円と3ヵ月ぶりの反転下落しました。首都圏では4月20日から1都3県に蔓延防止等重点措置が、同月25日には東京 都に3度目となる緊急事態宣言が発出され、2度延長されています。この影響で5月の分譲戸数は再び減少し、価格も弱含む傾向が続いています。今後の影響が懸念されます。

近畿圏(2府4県)の価格は-2.1%の3,181万円と反転下落しました。府県別では大阪府が-3.4%の3,402万円と反転下落しました。兵庫県は-4.8%の3,138万円と反転下落しました。京都府は-0.6%の3,501万円と2ヵ月連続で下落しました。価格は4月に強含んだが、5月は、前月に発出された緊急事態宣言の影響で低調に推移し、3主要府県すべて下落となりました。

愛知県の平均価格は+2.5%の3,357万円と2ヵ月連続で上昇しました。前年同月比でも+2.9%とプラスを維持。中部圏(4県)全体は+1.9%の3,144万円と4ヵ月ぶりに反転上昇しました。中部圏は上昇基調に戻っています。

福岡県は+4.7%の3,185万円と反転上昇しました。前年同月比は+2.0%。



【5月の主要都市別・新築一戸建て価格】
  東京23区は前月比+7.7%の6,304万円と2ヵ月連続で上昇しました。都下は-4.3%の4,151万円と3ヵ月ぶりに下落しました。横浜市は+0.2%の4,486万円と2ヵ月連続で上昇しました。川崎市は-7.3%の4,505万円と2ヵ月連続で下落しました。
大都市圏では東京23区と横浜市で連続上昇しました。
相模原市は-2.4%の3,526万円と2ヵ月連続下落しました。千葉市は+3.5%の3,338万円と反転上昇しました。さいたま市は+1.7%の3,841万円と3ヵ月連続上昇しました。
郊外都市ではさいたま市では価格上昇が継続しています。千葉市は反転上昇、相模原市は連続下落しました。
大阪市は+10.4%の4,591万円と2ヵ月連続上昇しました。堺市は+12.1%の3,965万円と3ヵ月連続上昇。神戸市は-2.7%の3,454万円と4ヵ月ぶりに反転下落しました。京都市は-10.2%の4,203万円と2ヵ月連続して大きく下落しました。
近畿圏主要市は大阪市で大きく上昇しました。
名古屋市は+3.0%の3,760万円と2ヵ月連続上昇しました。前年同月比では+0.4%とかろうじてプラスに浮上しました。
福岡市は-1.5%の3,615万円と2ヵ月連続下落しました。前年同月比は+0.2%。
名古屋市は連続上昇、福岡市は続落しました。


※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 

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