一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向１０月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比＋１５．４％の３，６４５万円と３ヵ月ぶりに大きく反転上昇しました。都県別に見ると東京都は＋１９．１％の５，５７９万円と３ヵ月ぶりに大きく反転上昇しました。東京都では目黒区や大田区、世田谷区で高額の売住戸が発生したことが影響しました。５，５００万円を超える水準は２０１９年１２月以来。神奈川県は＋１３．３％の３，９７４万円と２ヵ月連続で大きく上昇しました。千葉県は＋８．６％の２，５６２万円と大きく反転上昇しました。埼玉県は＋９．４％の２，７５６万円と反転上昇。 近畿圏（２府４県）の平均価格は前月比－０．４％の２，５７７万円と反転下落しました。主要府県では大阪府は－２．３％の２，６８９万円と２ヵ月連続下落。兵庫県は－３．８％の２，５３５万円と３ヵ月ぶりに反転下落しました。京都府は＋１１．９％の３，６４２万円と大きく反転上昇しました。京都府こそ大きく上昇しているが、近畿圏の平均価格は弱含みました。長期的な下落トレンドが継続する状況であります。 愛知県の平均価格は－５．５％の２，８４０万円と３ヵ月ぶりに反転下落しました。中部圏（４県）全体では－９．１％の２，１９５万円と大きく反転下落しました。前年同月比も－５．７％と下落に転じました。 福岡県の平均価格は＋１３．８％と大きく反転上昇し２，２８３万円と８月の価格水準に戻っています。前年同月比も＋６．０％と１年前の価格を上回りました。   【１０月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京２３区は前月比＋２４．３％の９，５９２万円と３ヵ月ぶりに反転上昇しました。都下は＋６．５％の３，８５６万円と反転上昇しました。横浜市は＋２４．１％の４，７４３万円と３ヵ月ぶりに大きく反転上昇しました。川崎市は＋２０．２％の４，７８２万円と２ヵ月連続上昇しました。相模原市は＋９．８％の２，９４０万円と反転上昇しました。千葉市は－３．１％の２，６５２万円と４ヵ月ぶりに反転下落しました。さいたま市では－３．６％の３，３０６万円と反転下落しました。 首都圏の主要都市は上昇傾向で、東京２３区、横浜市、川崎市で大きく上昇しました。一方千葉市とさいたま市は下落しました。 大阪市は－２３．０％の３，７１３万円と５ヵ月ぶりに大きく反転下落しました。堺市は＋１．４％の２，８７８万円と２ヵ月連続上昇しました。神戸市は－１７．１％の２，４６５万円と３ヵ月ぶりに反転下落しました。京都市は＋５．１％の４，６７２万円と連続上昇しました。 近畿圏主要市は堺市と京都市は上昇しましたが大阪市と神戸市は大幅下落しました。 名古屋市は＋７．４％の３，９２０万円と反転上昇しました。前年同月比では＋５．５％とプラスを維持しました。 福岡市は－９．５％の３，９６３万円と３ヵ月ぶりに反転下落となりました。前年同月比は＋２３．１％と依然として高水準を維持しています。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向１０月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比＋３．１％の３，９０９万円と３ヵ月ぶりに反転上昇しました。都県別に見ると、東京都は＋４．８％の４，７８６万円と３ヵ月ぶりに上昇に転じました。神奈川県は＋４．７％の４，２０８万円と３ヵ月ぶりに反転上昇しました。千葉県は＋０．９％の３，３４３万円と３ヵ月ぶりに反転上昇。埼玉県は＋１．４％の３，４８７万円と反転上昇しました。首都圏は１０月、１都３県すべてで上昇した。価格上昇の要因は 建物面積が広い物件の増加である。これらは都市の中心部に多くなっており、本来狭めの物件が多い大都市部で拡大傾向が強くなり高額となりました。 近畿圏（２府４県）の価格は＋１．２％の３，２６９万円と３ヵ月ぶりに反転上昇しました。府県別では大阪府が＋４．８％の３，５９５万円と２ヵ月連続上昇しました。兵庫県は＋０．２％の３，１９９万円と３ヵ月ぶりに反転上昇。京都府は＋０．１％の３，６２０万円と僅かながら反転上昇。価格は主要３県とも上昇しており、近畿圏でも建物面積が都市の中心部ほど拡大する傾向となっています。 愛知県の平均価格は－１．０％の３，３５８万円と３ヵ月ぶりに反転下落しました。前年同月比では＋２．２％と上昇を維持。中部圏（４県）全体は＋０．２％の３，１５７万円と反転上昇しました。愛知県では名古屋市でも建物面積の拡大は見られません。 福岡県は＋０．１％の３，２５３万円と４ヵ月連続上昇。前年同月比は＋４．０％。  【１０月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京２３区は前月比＋１０．４％の７，４７３万円と３ヵ月連続で上昇しました。都下は＋３．１％の４，３９３万円と３ヵ月ぶりに反転上昇しました。横浜市は＋４．６％の４，９９０万円と３ヵ月連続上昇しました。川崎市は＋３．４％の５，１３８万円と２ヵ月連続上昇しました。 大都市圏では東京２３区と横浜市において建物面積拡大による強めの価格上昇が見られました。 相模原市は－１．０％の３，７９６万円と反転下落。千葉市は＋１．９％の３，３７７万円と反転上昇しました。さいたま市は＋３．５％の４，０００万円と４ヵ月ぶりに反転上昇しました。 郊外都市では相模原市のみ下落し、千葉市とさいたま市は反転上昇しました。 大阪市は＋８．８％の４，３５８万円と大きく反転上昇しました。堺市は＋６．８％の３，９２０万円と２ヵ月連続上昇しました。神戸市は＋６．９％の３，７１８万円と反転上昇しました。京都市は＋４．４％の４，５５６万円と２ヵ月連続上昇しました。 主要市では主要４都市すべてで上昇しました。 名古屋市は－１．８％の３，９９４万円と３ヵ月ぶりに反転下落しました。 福岡市は＋３．１％の４，０４７万円と２ヵ月連続上昇。同市の価格が４，０００万円を超えるのは２０１４年４月の調査開始以降初めてです。 名古屋市は下落、福岡市は上昇しました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2021年11月25日現在のものです。
