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三大都市圏新築中古一戸建て市場動向(2022年7月)
 
 

中古一戸建て市場動向

【7月の地域別・中古一戸建て価格】
  7月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-1.5%の3,609万円と2ヵ月連続下落しました。都県別に見ると東京都は+5.2%の6,037万円と2ヵ月連続上昇しました。神奈川県は-5.1%の3,848万円と2ヵ月連続下落しました。千葉県は-5.2%の2,515万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。埼玉県は+0.1%の2,750万円と2ヵ月連続で上昇しました。首都圏では7月も6月と同様に築古化が進んだ影響もあり平均価格は下落しました。築年の浅い物件を売り出す動きが見られなくなっています。

近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比で+2.9%の2,765万円と3ヵ月連続上昇しました。主要府県では大阪府は±0.0%の2,907万円と横ばい。兵庫県は-1.7%の2,584万円と3ヵ月連続下落しました。京都府は+26.5%の4,105万円と大きく反転上昇。京都府での上昇の影響を受ける形で圏域平均価格が上昇しました。近畿圏でも築年の古い物件が流通住戸の主流となっています。

愛知県の平均価格は-11.5%の2,823万円と反転下落しました。前年同月比は+2.0%。中部圏(4県)全体では-3.9%の2,336万円と反転下落しました。

宮城県の平均価格は-4.0%の2,193万円と2ヵ月連続で下落しました。前年同月比でも-9.4%とマイナス幅が拡大しました。福岡県の平均価格は-17.3%の1,865万円と大きく反転下落しました。前年同月比も-14.6%となり、1年前の価格比でも2ヵ月ぶりにマイナスに戻っています。
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【7月の主要都市別・中古一戸建て価格】 
  東京23区は前月比+1.2%の9,970万円と3ヵ月連続で上昇しました。都下は+1.4%の4,030万円と反転上昇となりました。横浜市は+3.7%の4,812万円と反転上昇しました。川崎市は-6.1%の4,179万円と3ヵ月連続で下落しました。相模原市は+20.0%の3,433万円と4ヵ月ぶりに反転上昇しました。千葉市では-0.5%の2,913万円と反転下落しました。さいたま市は-8.1%の3,829万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。
首都圏の主要都市では東京23区、都下、横浜市、相模原市で上昇しましたが、他都市は下落しました。
大阪市は-9.0%の4,499万円と大きく反転下落しました。堺市は-3.5%の3,101万円と2ヵ月連続で下落しました。神戸市は-4.0%の2,727万円と反転下落しました。
京都市は+41.4%の5,798万円と反転上昇しました。6月は"京町家"の流通が減少しましたが、7月は再び増加し、京都市の平均価格は急回復しました。
近畿圏は京都市以外はいずれも下落しました。
名古屋市は-24.1%の3,475万円と3ヵ月ぶりに大きく反転下落しました。
仙台市は+10.2%の2,939万円と大きく反転上昇しました。前年同月比は-5.6%とプラスに浮上するには至っていません。
福岡市は+0.8%の3,843万円と2ヵ月連続上昇しました。前年同月比も+15.5%と1年前の水準から大きく上昇しています。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築一戸建て市場動向

【7月の地域別・新築一戸建て価格】
  7月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比-0.6%の4,186万円と反転下落しました。都県別に見ると東京都は-4.6%の4,966万円と3ヵ月連続下落しました。神奈川県は-3.0%の4,592万円と5ヵ月ぶりに反転下落しました。千葉県は+3.6%の3,589万円と3ヵ月ぶりに反転上昇しました。埼玉県は±0.0%の3,668万円と横ばいとなりました。東京都と神奈川県が前月比下落となり、首都圏平均も反転下落しました。建築コストの上昇により価格上昇圧力かかる構造には変化がないものの、購入者の購買能力が追いつかず、戸建て価格のコスト高分の転嫁は明らかに限界に来ています。

近畿圏(2府4県)の価格は+1.0%の3,435万円と3ヵ月ぶりに反転上昇しました。府県別では大阪府が+5.2%の3,713万円と3ヵ月ぶりに反転上昇しました。兵庫県は-0.4%の3,441万円と2ヵ月連続下落。京都府は-3.2%の3,524万円と反転下落しました。近畿圏は大阪府の上昇により、かろうじて平均値が上がっています。

愛知県の平均価格は+2.0%の3,555万円と2ヵ月連続上昇しました。前年同月比では+7.6%となりました。中部圏(4県)全体は+1.5%の3,342万円と4ヵ月連続上昇。前年同月比では+7.4%と1年前の価格を上回る状況が続いています。

宮城県は-13.1%の2,862万円と反転下落。前年同月比も-2.3%と下落しました。福岡県は-7.6%の3,176万円と2ヵ月連続下落しました。前年同月比は-0.1%と僅かながら前年の価格を下回りました。

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【7月の主要都市別・新築一戸建て価格】
  東京23区は前月比-1.6%の7,268万円と3ヵ月連続下落しました。都下は-0.7%の4,596万円と2ヵ月連続下落しました。横浜市は-0.2%の5,338万円と3ヵ月ぶりに反転下落しました。川崎市は-1.6%の5,332万円と反転下落しました。
大都市圏は全都市で下落しました。
相模原市は+0.3%の4,009万円と3ヵ月ぶりに反転上昇しました。千葉市は-0.4%の3,673万円と3ヵ月連続下落。さいたま市は-2.6%の3,976万円と反転下落しました。
郊外都市は相模原市のみ上昇。
大阪市は-7.1%の4,384万円と反転下落しました。堺市は-0.9%の3,754万円と3ヵ月連続下落となりました。神戸市は-1.5%の3,953万円と6ヵ月ぶりに反転下落しました。
京都市は-7.3%の4,154万円と反転下落となりました。
近畿主要市では主要4市すべて下落しました。
名古屋市は+5.6%の4,183万円と2ヵ月連続で上昇しました。前年同月比は+10.5%です。
仙台市は-1.2%の3,608万円と反転下落しました。前年同月比は+7.0%上昇。
福岡市は-1.9%の4,149万円と2ヵ月連続で下落しました。前年同月比は+9.2%と依然として1年前の水準を大きく上回っています。
名古屋市は連続上昇、仙台市は反転下落、福岡市は連続下落。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 

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