一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向3月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比＋0.4％の3,849万円と反転上昇しました。都県別では東京都が－5.3％の5,688万円と2ヵ月連続で下落しました。神奈川県は＋3.5％の4,300万円と2ヵ月連続で上昇しました。千葉県は＋1.4％の2,801万円で、同じく2ヵ月連続の上昇となりました。埼玉県は＋3.4％の2,951万円で上昇に転じました。価格の下落が続く東京都に対して、周辺3県は軒並み上昇しています。資材価格の影響で価格上昇が続く新築戸建てとは異なり、中古戸建は最も価格の高い東京都で天井に達し、価格調整が入ったと見られます。 近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比－7.7％の2,707万円と大きく反転下落しました。主要府県では、大阪府は－6.0％の3,030万円で2ヵ月連続の下落です。兵庫県は－9.3％の2,652万円と、同じく2ヵ月連続で下落しました。京都府は－5.5％の3,323万円と再び下落に転じました。近畿圏は3月、全府県で価格が前月比5％以上下落し、全体でも下落に転じました。 愛知県の平均価格は＋0.5％の3,132万円と2ヵ月連続で上昇しました。一方、中部圏（4県）全体では－1.5％の2,479万円と反転下落しています。前年同月比は－0.4％となっています。 宮城県の平均価格は－0.1％の2,609万円と3ヵ月連続の下落ですが、下落幅は徐々に縮小しています。前年同月比は＋4.7％です。 福岡県の平均価格は＋1.0％の2,549万円と3ヵ月連続上昇しています。前年同月比は＋12.3％と、2桁上昇が続いています。   【3月の主要都市別・中古一戸建て価格】 ◎首都圏の主要都市は都市部では東京23区と都下が下落、郊外部ではさいたま市の大幅上昇が続いています。 東京23区は前月比－7.3％の10,162万円と反転下落しました。都下は－3.5％の4,027万円と2ヵ月連続で下落しました。横浜市は＋3.5％の4,985万円と2ヵ月連続の上昇です。川崎市は＋1.4％の5,007万円と再び上昇に転じました。相模原市では＋5.6％の3,133万円と反転上昇しました。千葉市は－0.7％の3,061万円と2ヵ月連続の下落となりました。さいたま市は＋8.3％の4,538万円と2ヵ月連続で上昇しました。 ◎近畿圏主要都市は、すべての地域で下落しました。 大阪市は－24.5％の5,349万円と大きく反転下落しました。ただ前年同月比は＋13.3％ですので、3月の下落は前月の反動と見られます。堺市は－5.3％の2,891万円と2ヵ月連続で下落しました。神戸市は－9.7％の2,808万円と反転下落しました。京都市は－4.9％の4,637万円と再び下落に転じました。近畿圏主要都市は軒並み下落しており、府県単位での数字にも反映されています。 ◎名古屋市、仙台市、福岡市はいずれも下落しました。 名古屋市は－3.1％の3,995万円と下落に転じ、再び4,000万円台を割り込みました。前年同月比ではプラスを維持しました。 仙台市は－2.2％の3,195万円と3ヵ月連続で下落しました。前年同月比は＋4.2％と、上昇幅は小さくなっています。 福岡市は－5.3％の4,147万円と反転下落しました。前年同月比を見ても－1.3％と水準を下げています。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向3月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比＋0.3％の4,464万円と再び上昇に転じました。都県別では東京都が＋0.3％の5,593万円と反転上昇しました。神奈川県は＋0.8％の4,872万円と、同じく反転上昇しました。千葉県では＋1.8％の3,807万円と2ヵ月連続下落から反転上昇しました。埼玉県が＋4.3％の3,858万円と、首都圏で最も大きく上昇しました。住宅ローン金利上昇の懸念から、前月は様子見の状態となっていた市場ですが、3月はすべての都県で反転上昇しています。神奈川県を除き、平均土地面積や平均建物面積が縮小していることから、実質的な価格上昇率はより大きいものと考えられます。 近畿圏（2府4県）の価格は－1.2％の3,508万円と反転下落しました。主要府県別では大阪府が－4.6％の3,656万円と再び下落に転じました。兵庫県は＋2.3％の3,600万円、京都府は＋18.1％の4,575万円と、いずれも2ヵ月連続で上昇したものの、大阪府の下落が響いた結果です。 愛知県の平均価格は－1.5％の3,544万円と、2ヵ月連続で下落しました。前年同月比は＋3.6％です。中部圏（4県）全体においては－1.1％の3,343万円と2ヵ月連続の下落となっています。 宮城県は－2.7％の3,292万円と2ヵ月連続上昇から下落に転じました。前年同月比は＋2.6％の水準になっています。 福岡県は＋1.2％の3,478万円と反転上昇しました。前年同月比では＋0.1％と僅かに上回っています。  【3月の主要都市別・新築一戸建て価格】 ◎大都市圏は軒並み上昇しました。 東京23区は前月比＋2.5％の8,796万円と反転上昇しました。都下も＋1.0％の4,971万円と上昇に転じました。横浜市は＋7.9％の5,903万円と大きく上昇しました。川崎市は＋7.6％の5,924万円と前月から上昇幅が拡大しています。 ◎郊外都市は千葉市が上昇し、4,000万円台になりました。 相模原市は－2.4％の4,037万円と3ヵ月連続で下落しました。千葉市は＋9.0％の4,069万円となり、2014年4月の集計開始以降、初の4,000万円台で最高価格でした。さいたま市は－1.2％の4,298万円と下落に転じました。 ◎近畿圏主要都市は神戸市が最も上昇しました。 大阪市は＋0.6％の4,819万円と反転上昇しましたが、前年同月比は依然として下回っています。堺市は－6.9％の3,613万円と2ヵ月連続の下落となりました。神戸市は＋5.4％の4,118万円と2ヵ月連続上昇しています。京都市は－5.6％の4,575万円と下落に転じました。 ◎名古屋市と仙台市は反転上昇、福岡市は反転下落しました。 名古屋市は＋2.3％の4,194万円と反転上昇しました。一方で平均土地面積と平均建物面積は縮小に転じています。平均価格の前年同月比は＋2.3％となっています。 仙台市は＋0.4％の3,668万円と反転上昇しました。前年同月比は＋8.5％の高い水準となっています。 福岡市は－2.5％の4,357万円と下落に転じました。前年同月比は＋2.2％となりました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2023年04月26日現在のものです。
