一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 4月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+6.4%の3,851万円と反転上昇しました。 都県別では東京都が+13.1%の6,249万円と前月からの反動で大きく上昇しました。 神奈川県は-2.9%の3,958万円と3ヵ月連続で下落しました。2022年7月以来の3,000万円台です。 千葉県は+6.1%の2,788万円と上昇に転じました。 埼玉県は+2.7%の2,842万円と反転上昇しました。 全都県で下落となった前月から、神奈川県を除き上昇に転じ、首都圏全体ではプラスとなっています。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で+2.3%の2,812万円と上昇に転じました。 主要府県では、大阪府が+3.3%の3,106万円と連続で上昇しています。前年同月比もプラスに転じました。 兵庫県は+11.2%の2,902万円と大きく上昇しています。前月からの反動のほか、縮小が続いた平均土地・建物面積が拡大したことも影響しています。 京都府は築古化が進み、-6.9%の3,352万円と再び下落に転じました。 ●愛知県 愛知県は+12.0%の3,268万円と前月からの反動で大きく上昇しました。 築年数の若返りが見られ、前年同月比もプラスに転じています。 中部圏(4県)全体でも反転上昇し、+3.9%の2,518万円となりました。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は-1.2%の2,597万円と反転下落しました。 平均土地・建物面積は拡大しましたが、築年数が+2.0年と進んだことで前月から数字を落としています。 福岡県の平均価格は+5.2%の2,447万円と再び上昇に転じました。 前年同月比は僅かに築年数が進んだものの、価格はプラスに転じました。 ![]() ![]() 【4月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23 区は前月比+9.6%の11,169万円と大きく反転上昇しました。 11ヵ月連続の1億円台を維持しています。 都下は+6.0%の4,013万円と、こちらも上昇に転じています。 横浜市は+1.4%の4,841万円と3ヵ月連続の下落から反転上昇しました。 川崎市は-22.6%の5,176万円と大きく下落しましたが前年同月比はプラスを維持しており、 前月からの反動によるところが大きくなっています。 相模原市は+21.4 % の3,666 万円と大幅に上昇しています。3区全てで上昇しており、築浅で面積の広い事例も見られました。 千葉市は-5.5%の2,793万円と、3ヵ月連続で下落しました。 さいたま市は+1.0%の3,996万円と連続の上昇です。 東京23区は高額事例が価格を牽引する状況が続いています。 大阪市は+11.8%の5,420万円と大きく上昇しました。 堺市は-1.9%の3,137万円と3ヵ月連続の上昇から下落に転じました。 神戸市は+24.2%の3,426万円と大きく反転上昇しました。 京都市は+0.8%の4,699万円と上昇に転じました。 神戸市と大阪市は、ともに高級住宅街での供給があり価格を押し上げました。 名古屋市は+23.0%の4,530万円と大きく上昇しました。4ヵ月ぶりの4,000万円台となりました。 仙台市は-8.1%の2,998万円と反転下落しました。 福岡市は+2.2%の3,995万円と、3ヵ月連続の上昇となりました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 4月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+2.5%の4,540万円と連続で上昇しました。 都県別では東京都が-2.2%の5,401万円と反転下落しました。 神奈川県は+0.7%の4,857万円と連続で上昇しています。 千葉県は+2.4%の3,695万円と3ヵ月連続の下落から上昇に転じました。 埼玉県は+1.1%の3,789万円と反転上昇しました。 4月は東京都のみ下落しましたが、千葉県と埼玉県がそれぞれ連続下落から上昇に転じたことで、首都圏全体では上昇率が拡大しました。 前年同月比もプラスとなりました。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は-1.5%の3,665万円と再び下落に転じました。 主要府県別では、大阪府が+0.1%の4,038万円と僅かですが3ヵ月連続で上昇し、4,000万円台を維持しています。 兵庫県は-3.1%の3,654万円と下落に転じました。 京都府は+2.1%の4,154万円と反転上昇しました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は-0.6%の3,538万円と3ヵ月連続の上昇から下落に転じました。 前年同月比はプラスの水準が継続しています。 中部圏(4 県)全体では-9.0%の3,384万円と、前月からの反動で大きく下落しました。 ●宮城県・福岡県 宮城県は-0.2%の3,387万円と連続で下落しました。 分譲戸数は大きく増加に転じましたが、前年同月比でマイナスの状況は続いています。 福岡県は+2.2%の3,626万円と2ヵ月連続で上昇しています。 福岡市内の各行政区で軒並み分譲戸数が増加したことで、福岡県全体では500戸を超えました。 ![]() 【4月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比-1.9%の8,858万円と反転下落しました。 都下は+0.4%の4,818万円と連続で上昇しました。 横浜市は+1.7%の5,727万円と反転上昇しました。 川崎市は+2.1%の5,921万円と4ヵ月連続で上昇しました。 東京23区は前月が9,000万円を超える高い水準であったため、4月の前月比は下落しました。 都下は前年同月比マイナスが続いています。 相模原市は-1.9%の4,213万円と反転下落しました。 千葉市は+1.4%の3,690万円と3ヵ月連続の下落から上昇に転じました。 さいたま市は+7.4%の4,399万円と反転上昇しました。 千葉市は前年同月比ではプラスに転じませんでした。 大阪市は-14.0%の5,133万円と4ヵ月連続の上昇から反転下落しました。 前月までの反動で大きく数字を落としましたが、5,000万円台は維持しています。 堺市は+2.0%の4,123万円と2ヵ月連続の下落から上昇に転じました。 神戸市は+1.4%の4,193万円、京都市も+3.3%の5,130万円と連続で上昇しています。 近畿圏主要都市は大阪市のみ下落しています。 名古屋市は-4.0%の4,015万円と連続で下落しました。 2024年は4,000万円台で推移していますが、上昇基調にあるとは言えません。 仙台市は-1.3%の3,630万円と連続で下落しました。 福岡市は+0.6%の4,234万円と再び上昇に転じました。 仙台市は前年同月比もマイナスに振れました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2024年05月22日現在のものです。
