一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 6月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+4.0%の3,928万円と反転して上昇しました。 都県別では東京都が+7.9%の6,190万円と反転して上昇し、前年同月比もプラスへ転じました。また、築年数が-0.9年と若返りました。 神奈川県は+1.9%の4,183万円と連続で上昇しました。 前年同月比で見ても、-4.2%から-0.7%と水準が高まっています。 千葉県は+3.1%の2,834万円と反転して上昇しました。 埼玉県は-3.1%の2,704万円と連続での下落となりました。 6月は埼玉県のみ下落しました。主に東京都が上昇に転じたことで、首都圏全体がプラスに転じました。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で-1.2%の2,835万円と反転して下落しました。 主要府県では、大阪府が-5.9%の3,069万円と3ヵ月連続の上昇から下落に転じました。平均土地面積は拡大しましたが、築年数が進みました。 兵庫県は+2.4%の2,732万円と反転して上昇し、前年同月比もプラスに転じました。 京都府は-1.5%の3,750万円と反転して下落しましたが、前年同月比は依然高い水準です。 ●愛知県 愛知県の平均価格は+2.9%の3,080万円と上昇に転じました。 中部圏(4県)全体では+1.2%の2,518万円と、こちらも反転して上昇しています。 前年同月比で見ても、平均土地・建物面積が拡大し、価格はプラスに転じました。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は-0.8%の2,544万円と3ヵ月連続で下落しました。 前年同月比は、築年数に若返りが見られるものの価格がマイナスに振れました。 福岡県の平均価格は-2.4%の2,469万円と反転して下落しました。 前年同月比は依然として高い水準です。 ![]() ![]() 【6月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23 区は前月比+4.7%の11,048万円と反転して上昇しました。1億円台が常態化しています。 都下は+4.0%の4,210万円と、3ヵ月連続で上昇しました。 横浜市は-1.3%の4,725万円と連続で下落しました。 川崎市は-2.7%の4,883万円と3ヵ月連続で下落しました。 相模原市は+3.0% の3,048万円と反転して上昇し、再び3,000万円台に乗せました。 千葉市は+9.4%の3,128万円と連続で上昇しました。 さいたま市は+0.9%の3,907万円と反転して上昇しました。 東京23区は港区や品川区がけん引しました。都下では武蔵野市や調布市などで複数の1億円超え事例が見られました。 大阪市は+11.0%の4,992万円と前月からの反動で大きく反転して上昇しました。 堺市は-12.0%の3,023万円と再び下落に転じました。 神戸市は-14.5%の2,555万円と2ヵ月連続で2ケタの下落となりました。 京都市は+10.1%の5,682万円と3ヵ月連続で上昇しました。 近畿主要都市は、京都市を除き前年同月比でマイナスの水準となっています。 名古屋市は平均土地面積が大きく拡大し、+0.7%の4,024万円と反転して上昇しました。 仙台市は+19.6%の3,447万円と大きく上昇に転じました。 築年数が-4.6年と、若返ったことが主な要因と考えられます。 福岡市は-16.4%の3,897万円と、4ヵ月連続の上昇から大きく反転して下落しました。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 6月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+0.9%の4,541万円と上昇に転じました。 都県別では東京都が+1.0%の5,398万円と反転上昇しましたが、前年同月比は連続してマイナスの水準となりました。 神奈川県は-1.5%の4,828万円と3ヵ月連続の上昇から下落に転じました。 千葉県は-1.6%の3,713万円と反転下落して、前年同月比もマイナスに振れました。 埼玉県は+2.5%の3,896万円と3ヵ月連続で上昇しました。 戸数は前月比・前年同月比ともに大きく減少しました。 ●近畿圏 近畿圏(2府4県)の平均価格は-2.8%の3,702万円と再び下落に転じました。 主要府県別では、大阪府が-3.9%の3,942万円と反転して下落し、4ヵ月ぶりの3,000万円台となりました。前年同月比はプラスを維持しています。 兵庫県は-3.5%の3,724万円、京都府は-2.0%の4,208万円と、いずれも下落に転じました。 主要3府県が全て反転して下落し、近畿圏全体もマイナスとなりました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は-0.7%の3,533万円と反転して下落しました。 中部圏(4県)全体では-0.6%の3,374万円と下落に転じて、前年同月比もマイナスに振れました。 平均土地・建物面積がいずれも縮小しています。 ●宮城県・福岡県 宮城県は-1.8%の3,411万円と再び下落に転じましたが、前年同月比ではプラスの水準を維持しました。 福岡県は3,641万円とほぼ横ばいです。前年同月比で見ると価格は高い水準ですが、特に土地面積が縮小しています。 ![]() 【6月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比+4.2%の8,194万円と反転して上昇しました。 都下は+2.0%の4,950万円と4ヵ月連続で上昇しました。 横浜市は+0.1%の5,592万円と僅かですが上昇に転じました。 川崎市は-10.8%の5,544万円と5ヵ月連続の上昇から大きく下落に転じました。 東京23区は前月の反動もあり上昇しました。 連続上昇の都下は、前年同月比が僅かながらプラスに転じました。 相模原市は-2.3%の4,300万円と反転して下落しました。 千葉市は+1.5%の3,835万円と3ヵ月連続で上昇しました。 さいたま市は-5.9%の4,132万円と連続で下落しました。 郊外都市は千葉市のみ上昇しましたが、いずれも前年同月比ではマイナスとなっています。 大阪市は-13.7%の5,013万円と大きく反転して下落しました。 堺市は-12.9%の3,786万円と大きく下落に転じて、3,000万円台になりました。 神戸市は+0.3%の4,284万円と4ヵ月連続で上昇しました。 京都市は-10.1%の4,707万円と3ヵ月連続の上昇から反転して下落しました。 近畿圏主要都市は神戸市を除いて2ケタの下落となりました。 名古屋市は-5.2%の3,992万円と反転して下落し、前年同月比もマイナスに転じました。 仙台市は+0.5%の3,639万円と3ヵ月連続の下落から反転して上昇しました。 福岡市は+0.2%の4,234万円と上昇に転じました。 名古屋市は6ヵ月ぶりの3,000万円台です。 ![]() ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2024年07月16日現在のものです。
