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主要都市圏・主要都市別新築・中古一戸建て市場動向(2024年7月)
 
 

中古一戸建て市場動向

【7月の地域別・中古一戸建て価格】
  ●首都圏
7月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比-5.6%の3,707万円と反転して下落しました。
都県別では東京都が-2.1%の6,059万円と下落に転じました。
神奈川県は-2.7%の4,070万円と反転して下落しました。
千葉県は-6.8%の2,640万円と下落に転じました。
築年数が進んだほか、平均土地・建物面積が縮小しています。
埼玉県は+0.1%の2,706万円と、僅かですが上昇に転じました。
前月から上昇と下落が入れ替わり、前月比で上昇したのは埼玉県のみです。
前年同月比では東京都を除きマイナスの水準となっています。

●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で-0.3%の2,827万円と連続で下落しました。
主要府県では、大阪府が+7.5%の3,299万円と反転して上昇しました。築年数が-2.0年と若返りを見せています。
兵庫県は+3.8%の2,837万円と連続で上昇しました。
京都府は-11.7%の3,311万円と連続で下落しました。
京都市が大きく下落したことで府全体の下落率が拡大し、前年同月比もマイナスに振れました。

●愛知県
愛知県の平均価格は-0.4%の3,069万円と再び下落に転じました。
中部圏(4県)全体でも-2.9%の2,445万円と反転して下落しました。
名古屋市は上昇しましたが、愛知県の他都市や岐阜県、静岡県が下落しました。

●宮城県・福岡県
宮城県の平均価格は-5.7%の2,399万円と4ヵ月連続で下落しました。
築年数が進み、前年同月比でも大きく水準を落としました。
福岡県の平均価格は-3.4%の2,386万円で連続の下落となりました。
前年同月比はプラスを維持したものの、前月の10.0%から0.7%と下落しました。
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【7月の主要都市別・中古一戸建て価格】
  東京23 区は前月比-12.9%の9,625万円と大きく反転して下落しました。1億円を割るのは2023年5月以来14ヵ月ぶりです。
都下は+2.4%の4,313万円と、4ヵ月連続で上昇しました。
横浜市は+0.2%の4,733万円と上昇に転じました。
川崎市は+14.7%の5,601万円と、3ヵ月連続の下落から大きく反転して上昇しました。
相模原市は+8.2% の3,299万円と連続して上昇しました。
千葉市は-7.4%の2,897万円、さいたま市は-8.8%の3,564万円と反転して下落しました。いずれも平均築年数が進みました。
東京23区は全体の価格を押し上げるような高額事例が減少しました。川崎市は平均築年数が前月比で大幅に若返っています。

大阪市は+15.4%の5,759万円と2ヵ月連続で2ケタ上昇しました。
堺市は+7.4%の3,248万円と反転して上昇し、前年同月比もプラスに転じました。
神戸市は+24.1%の3,171万円と大きく上昇に転じ、3ヵ月ぶりの3,000万円台です。
京都市は-27.4%の4,124万円と大きく反転して下落しました。
近畿主要都市は京都市のみ下落しました。その他はいずれも築浅化が見られました。

名古屋市は+2.3%の4,118万円と連続で上昇しました。平均土地面積は前月からの反動で縮小しています。
仙台市は築古化により-14.4%の2,951万円と大きく反転して下落しました。
福岡市は+0.5%の3,918万円と再び上昇に転じました。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 


 
 

新築一戸建て市場動向

【7月の地域別・新築一戸建て価格】
  ●首都圏
7月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+3.0%の4,679万円と連続して上昇しました。
都県別では東京都が+7.7%の5,814万円と連続して上昇しました。
東京23区の価格がけん引する形で前月から上昇率が拡大。2023年1月に次ぐ高値となりました。
神奈川県は+1.3%の4,890万円と反転して上昇、千葉県も+0.4%の3,728万円と上昇に転じましたが、いずれも前年同月比は下回っています。
埼玉県は+1.5%の3,955万円と4ヵ月連続で上昇しました。

●近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は+0.3%の3,712万円と反転して上昇しました。
主要府県別では大阪府が-1.8%の3,870万円と連続で下落。兵庫県も-0.2%の3,718万円と下落が続き、前年同月比はマイナスへ水準を下げました。
京都府は+4.7%の4,407万円と反転して上昇しました。
主要3府県が軒並み下落した前月から、上昇に転じたのは京都府のみでしたが、同府内の京都市の価格上昇と戸数増加の影響が大きく、近畿圏全体の数字がプラスに転じました。

●愛知県
愛知県の平均価格は+4.5%の3,692万円と反転して上昇しました。
中部圏(4県)全体でも+3.6%の3,494万円と上昇に転じました。いずれも前年同月比がプラスに転じています。

●宮城県・福岡県
宮城県は+1.8%の3,474万円と反転して上昇しました。2023年7月の平均価格が高水準だったため、前年同月比はマイナスです。
福岡県は+0.4%の3,657万円と上昇しました。戸数は前月比・前年同月比ともに減少しています。

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【7月の主要都市別・新築一戸建て価格】
  東京23区は前月比+28.0%の10,492万円と大きく連続して上昇しました。
2014年4月の集計開始以降、初の1億円台となりました。
都下は+0.9%の4,996万円と5ヵ月連続で上昇しました。
横浜市は-0.7%の5,553万円と再び下落に転じました。
川崎市は+3.3%の5,728万円と前月の大きな下落から持ち直し、前年同月比もプラスに転じました。
東京23区は新宿区と品川区の高額物件分譲の影響で上昇しました。
相模原市は-8.8%の3,920万円と連続の下落です。
千葉市は-1.9%の3,762万円と3ヵ月連続の上昇から下落に転じました。
さいたま市は+12.8%の4,662万円と大きく反転して上昇しました。
郊外都市は相模原市と千葉市が前月比・前年同月比でマイナスとなりました。

大阪市は+11.3%の5,579万円と大きく反転して上昇しました。
堺市は+0.8%の3,815万円と反転して上昇しましたが、前年同月比は引き続きマイナスを示しています。
神戸市は-5.9%の4,031万円と下落に転じました。
京都市は+10.0%の5,179万円と大きく反転して上昇しました。
近畿圏主要都市は神戸市のみ下落しました。

名古屋市は+7.7%の4,301万円と上昇に転じ、前年同月比もプラスとなりました。
仙台市は+5.1%の3,825万円、福岡市も+2.8%の4,354万円と連続で上昇しました。
名古屋市は再び4,000万円台を回復しました。

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※東京カンテイよりデータ一部抜粋
 
 

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