一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 8月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比＋7.2％の3,975万円と反転して上昇しました。 都県別では東京都が＋2.4％の6,207万円と上昇に転じました。 東京23区の平均築年が大幅に若返ったことで、全体の平均築年は今年に入って初めて20年を下回りました。 神奈川県は＋1.9％の4,149万円と反転して上昇しました。 千葉県は＋8.9％の2,876万円と反転して上昇しました。 埼玉県は＋8.5％の2,937万円と、連続の上昇となりました。 8月は全都県で上昇しました。特に千葉県と埼玉県が大きく上昇し、首都圏全体が上昇に転じました。 前年同月比もプラスの水準となっています。 ●近畿圏 近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比で＋0.7％の2,846万円と反転して上昇しました。 主要府県では、大阪府が－4.4％の3,154万円と下落に転じました。 兵庫県も－0.6％の2,820万円と反転して下落しました。 築年数は若返ったものの、平均土地・建物面積が縮小しました。 京都府は＋2.7％の3,401万円と反転して上昇しました。 大阪府と兵庫県は前月比で下落しましたが、京都府やその他の県が上昇したことで近畿圏全体の価格は上向きました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は＋1.2％の3,107万円と上昇に転じました。 中部圏（4県）全体でも＋5.9の2,589万円と反転して上昇しました。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は＋3.6％の2,485万円と4ヵ月連続の下落から上昇に転じました。 前年同月比では依然としてマイナスの水準となっています。 福岡県の平均価格は＋5.6％の2,520万円と反転して上昇しました。 前年同月比では築年数が－3.1年となっていることが価格に影響しています。   【8月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23 区は前月比＋15.3％の1億1,100万円と大きく上昇に転じ、再び1億円台に乗せました。 都下は－4.2％の4,134万円と、4ヵ月連続の上昇から反転して下落しました。 横浜市は＋4.0％の4,921万円と連続で上昇しました。 川崎市は－10.3％の5,023万円と、再び下落に転じました。 相模原市は－6.6％ の3,080万円と反転して下落しました。 千葉市は＋1.3％の2,936万円と上昇に転じました。 さいたま市は＋21.7％の4,339万円と大きく反転して上昇しました。築年数の若返りが主な要因と見ています。 東京23区は築年数が－5.2年と若返ったほか、平均土地・建物面積が拡大しました。 都下は前年同月比もマイナスに転じました。 大阪市は－15.9％の4,845万円と大きく下落に転じました。 堺市は－8.2％の2,981万円と反転して下落しました。前年同月比はプラスを維持しました。 神戸市は－8.0％の2,917万円と下落に転じました。 京都市は＋8.9％の4,489万円と反転して上昇しました。 大阪市は前年同月比でも大きくマイナスとなっていますが、2023年8月は6,000万円台と高い水準でした。 名古屋市は－5.2％の3,903万円と下落に転じました。前年同月比を見ても、築年数が若返ったものの価格はマイナスに振れました。 仙台市は＋5.5％の3,113万円と反転して上昇しました。 福岡市は－3.5％の3,782万円と反転して下落しました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 8月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比－1.5％の4,611万円と反転して下落しました。 都県別では東京都が－2.3％の5,683万円と反転して下落しました。 都下の下落が影響した形ですが、前年同月比では＋7.7％と、依然として高い水準にあります。 神奈川県は＋0.1％の4,896万円と僅かですが連続で上昇しました。 千葉県は＋3.0％の3,840万円と連続で上昇し、前年同月比がプラスに転じています。 埼玉県は－4.7％の3,771万円と4ヵ月連続の上昇から反転して下落しました。前年同月比もマイナスへ転じています。 戸数は季節要因により全都県で減少し、首都圏全体では2ケタの減少となりました。ただし、前年同月比でも大きく水準が落ちています。 ●近畿圏 近畿圏（2府4県）の平均価格は＋0.8％の3,742万円と連続で上昇しました。 主要府県別では大阪府が＋2.6％の3,971万円と反転して上昇。兵庫県は＋4.8％の3,898万円と上昇に転じ、前年同月比もプラスとなりました。 一方で、平均土地・建物面積は前月比と前年同月比ともに縮小しています。 京都府は－4.9％の4,193万円と反転して下落しました。 ●愛知県 愛知県の平均価格は－1.4％の3,641万円と下落に転じました。 中部圏（4県）全体は－2.8％の3,395万円と反転して下落しました。しかし、いずれも前年同月比はプラスを維持しています。戸数は前月から30％近く減少しています。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は+2.5％の3,561万円と連続で上昇し、前年同月比がプラスに転じました。 福岡県の平均価格は+2.2％の3,737万円と連続で上昇しましたが、平均土地・建物面積は縮小しています。  【8月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比＋5.1％の1億1,023万円と前月からさらに上昇し、2ヵ月連続の1億円台となりました。 都下は－4.0％の4,798万円と5ヵ月連続の上昇から下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れました。 横浜市は＋2.2％の5,677万円と反転して上昇しました。 川崎市は－1.2％の5,662万円と再び下落に転じました。 東京23区は事例のあった区のほとんどで価格が前月から上昇しました。 相模原市は＋2.7％の4,027万円と反転して上昇しました。 千葉市は－1.4％の3,710万円と連続の下落です。 さいたま市は－10.9％の4,156万円と下落に転じました。 主に前月の反動と見られますが、前年同月比もマイナスの水準となっています。 郊外都市は前年同月比が軒並みマイナスとなりました。 大阪市は＋0.1％の5,587万円と僅かに連続で上昇しました。 堺市も＋5.6％の4,030万円と連続で上昇しました。 神戸市は＋0.4％の4,046万円と再び上昇に転じました。 京都市は5,177万円でほぼ横ばいとなりました。 神戸市は土地・建物面積ともに縮小しました。 名古屋市は＋1.9％の4,384万円と連続で上昇しました。戸数は大きく減少しました。 仙台市は－2.2％の3,741万円、福岡市も－1.5％の4,289万円と下落に転じました。 名古屋市は前年同月比＋7.9％の高水準です。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2024年09月18日現在のものです。
