一戸建て市況
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中古一戸建て市場動向●首都圏 11月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比＋0.5％の4,036万円と再び上昇に転じました。 東京都は－2.0％の6,105万円と連続して下落しました。前年同月比も－6.0％から－7.2％へと拡大しました。 神奈川県は＋0.1％の4,374万円と僅かですが4ヵ月連続で上昇しました。 千葉県は＋3.1％の2,953万円と上昇に転じました。 埼玉県は－2.5％の2,809万円と連続で下落し、前年同月比もマイナスに振れました。 千葉県の価格上昇のほか、価格水準の高い東京都の供給比率が高まったため、首都圏全体では＋0.5％の上昇となったと考えられます。 ●近畿圏 近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比で＋0.3％の2,878万円と反転して上昇しました。 主要府県では、大阪府が＋6.1％の3,176万円と上昇に転じ、再び3,000万円台に乗せました。 兵庫県は－8.5％の2,789万円と反転して下落しました。前年同月比も－7.4％となっています。 京都府は＋6.0％の3,771万円と上昇に転じました。 連続上昇していた兵庫県が11月は大きな下落率を示したものの、大阪府と京都府が揃って約6％上昇し、近畿圏全体はプラスとなっています。 ●愛知県 愛知県の平均価格は－4.0％の3,042万円と反転して下落しました。前年同月比ではプラスを維持しました。 中部圏（4県）全体でも－3.2％の2,578万円と下落に転じましたが、前年同月比は＋7.0％と比較的高い水準になっています。 ●宮城県・福岡県 宮城県の平均価格は－7.0％の2,630万円と4ヵ月ぶりに下落しました。 福岡県の平均価格は－0.4％の2,681万円と反転して下落しましたが、前年同月比で見ると＋14.3％と依然高い水準にあります。   【11月の主要都市別・中古一戸建て価格】 東京23区は前月比－5.4％の1億1,272万円と4ヵ月ぶりに下落しました。 都下は－4.1％の4,158万円と3ヵ月ぶりに下落し、前年同月比もマイナスに転じています。 横浜市は－3.8％の5,159万円と5ヵ月ぶりに下落しましたが、前年同月比は＋8.3％と依然高い水準にあります。 川崎市は＋0.1％の5,574万円と僅かながら3ヵ月連続で上昇しました。 相模原市は＋1.1％ の3,558万円と反転して上昇しました。 千葉市は＋7.3％の3,160万円と上昇に転じました。 さいたま市は＋3.8％の3,930万円と3ヵ月ぶりに上昇しました。 千葉市とさいたま市が前月比・前年同月比ともに上向きましたが、東京23区と都下はいずれも下落に転じました。 大阪市は＋8.0％の4,914万円と4ヵ月ぶりに上昇しました。 堺市は－5.0％の3,092万円と反転して下落しました。 神戸市は－23.6％の2,827万円と大きく下落に転じ、3,000万円台を割り込みました。 京都市は＋16.4％の5,457万円と大きく上昇に転じました。 京都市は上京区と東山区が平均価格を押し上げました。 名古屋市は＋3.1％の4,287万円と3ヵ月連続で上昇しました。 仙台市は－5.7％の3,122万円と4ヵ月ぶりの下落です。 福岡市は－7.2％の3,968万円と連続して下落しました。築年数が＋4.8年と進みました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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新築一戸建て市場動向●首都圏 11月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比＋0.5％の4,562万円と連続して上昇しました。 都県別では東京都が＋1.7％の5,517万円と連続の上昇です。 東京23区と都下ともに下落しましたが、23区の供給比率が拡大したため全体では上昇しました。ただし、前年同月比は依然としてマイナスの水準にあります。 神奈川県は＋4.3％の4,952万円と上昇に転じました。 千葉県は－0.3％の3,894万円と反転して下落しました。戸数は前年同月比・前月比ともに増加しています。 埼玉県は－0.9％の3,829万円と下落に転じました。 戸数は全都県が前月比で増加しましたが、前年同月比は再び2ケタ減少となっています。 ●近畿圏 近畿圏（2府4県）の平均価格は＋4.9％の3,699万円と3ヵ月ぶりの上昇です。 前年同月比もプラスに転じました。 主要府県別では、大阪府が＋4.8％の4,017万円、兵庫県が＋3.0％の3,752万円、京都府が＋9.5％の4,369万円と、3府県が軒並み反転上昇しました。 京都府は4ヵ月ぶりに上昇し、前年同月比も大きく水準が高まっています。 ●愛知県 愛知県の平均価格は＋1.3％の3,534万円と4ヵ月ぶりに上昇しましたが、前年同月比はプラスに転じませんでした。 中部圏（4県）では＋2.7％の3,429万円と反転して上昇しました。 ●宮城県・福岡県 宮城県は＋2.8％の3,714万円と、2014年4月の集計開始以降の最高価格を2ヵ月連続で更新しました。 福岡県は＋2.6％の3,666万円で、3ヵ月ぶりの上昇となりました。  【11月の主要都市別・新築一戸建て価格】 東京23区は前月比－2.0％の8,631万円と、下落率は縮小したものの3ヵ月連続の下落となりました。 都下は－0.3％の4,896万円と反転して下落しました。戸数は前月比・前年同月比ともにマイナスに転じました。 横浜市は＋0.2％の5,718万円と連続で上昇しました。 川崎市は－2.9％の5,698万円と下落に転じ、前年同月比もマイナスに振れました。 東京23区では練馬区が、戸数が大きく増加した一方で価格は下落しました。 相模原市は＋5.1％の4,370万円と上昇に転じました。 千葉市は＋2.8％の4,056万円と3ヵ月連続で上昇し、今年に入って初の4,000万円台となりました。 さいたま市は－2.2％の4,294万円と反転して下落しました。 千葉市は前年同月比で見ても高水準です。 大阪市は＋23.5％の6,725万円と連続で上昇し、上昇率も大きく拡大しています。 堺市は＋1.0％の3,938万円と上昇に転じました。 神戸市は＋2.7％の4,327万円と4ヵ月連続で上昇しました。 京都市は＋10.3％の5,009万円と大きく上昇に転じました。 大阪市は天王寺区で高額事例が見られました。 名古屋市は－0.6％の4,215万円と3ヵ月連続で下落しました。 仙台市は＋2.7％の3,882万円と反転して上昇しました。 福岡市は4,285万円と横ばいです。 仙台市は集計開始以降の最高価格となり、宮城県全体の価格を押し上げました。  ※東京カンテイよりデータ一部抜粋
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※このデータは2024年12月23日現在のものです。
